あけましておめでとうございます。
日本を創り継ぐプロジェクト実行委員会です。
いつも日本を創り継ぐプロジェクトをご支援、ご協力いただきましてありがとうございます。
皆さまのご支援のおかげで、当日のプロジェクトの準備も着々と進めることができております。
今回の投稿では、昨年度末に行われましたワークショップの様子をお届けします。
前回のワークでは、参加者視点でテーマに運営メンバーが取り組むワークを行いました。
今回は、ファシリテーターとしてワークを進め、デザイン思考のデザインプロセスやファシリテーターに必要なマインドセットなどの理解すること、当日のタイムラインの意図を理解し、当日の動き方を想定することを目的にワークショップを行いました。
《グループワーク概要》
①デザイン思考ワーク(ユーザーインタビュー→インサイト抽出まで)
一人は全体進行役として見守っている中で、一人にインタビュイーをお願いし、一人がファシリテーター役、二人がグループメンバー役の三人でデザイン思考のワークに取り組みました。
インタビューのタイミングやインサイト抽出にかける時間の設計など、時間の使い方はファシリテーターとメンバーに一任されます。質問の仕方、議論の進め方などもファシリテーター役は自分で考えてメンバーに働きかけなくてはいけません。
普段はメンバーとしてファシリテーターに頼っている部分を自分がファシリテーターとして考え動かしていくのは難しく、時間内にインサイトを導き出すことが出来なかったり、浅いインサイトになってしまったりしました。
一回ワークを終えるごとにグループワークのメンバーと全体の進行役を交えて振り返りを行います。どこが良くてどこが足りなかったかなど感想の共有と、このような時はどのようにすればいいかの質疑応答を行い、ファシリテーションへの理解を深めました。
②過去ファシリテーターからマインドセットを学ぶ
ワークを終えてから、過去のつくつぐのファシリテーターと今年のファシリテーターでディスカッションを行いました。
客観的に見てお互いのファシリテーションに対して思っていたことや、当日何を考えながらファシリテーションを行っていたか、何を目標に取り組んでいたかなどがシェアされ、それに対して質問や意見などが飛び交いました。
③タイムラインの理解、本番の動き方の確認
当日のタイムラインを見ながら当日の流れや動き方の確認を行いました。
ワークの時間配分や順番などの意図を理解しておくことで、それまでに何をすればいいか、どんなことに気を付ければいいかなどを考えていきます。
全体の流れを確認したことで生まれた新たな疑問点や懸念点なども過去ファシリテーターのアドバイスや全体での話し合いで解消していきました。
前回のグループワークに加え、今回ファシリテーター役としてグループワークに臨むことで、参加者目線では何も感じていなかったことを実際にやってみる難しさを理解することができました。しかし、実際にファシリテーターとしてワークを進めてみることで、それぞれのメンバーの得意・不得意なども理解しあうことができたのは、当日にファシリテーターどうしで支え合うためにも必要なことであったと感じています。
適切な言い回しやタイミングなど、細かなことが参加者に大きな影響を与える存在だからこそ、一つ一つのワーク、ディスカッションの中で真摯に参加者と向き合わなければいけません。
参加者が最大の価値を得られる場所にするため、ファシリテーターのスキルアップ、場の設計など細かく準備を進めていきます。
今後も暖かいご投資、ご支援よろしくお願い致します!