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「オルタナティブ就活」のすゝめ~1冊の本から始まるもうひとつの「就活」

「就活の違和感」を感じている大学生に贈る「オルタナティブ就活」を実験するための「かえるライブラリー・ラボ」を始めます。プロジェクト「耳をすませば」でフラットに経営者や先輩と出会ったり、「にいがたイナカレッジ」など就職に直接向かわない様々な活動をはじめるためのプラットフォーム的なラボをつくります。

現在の支援総額

9,000

1%

目標金額は550,000円

支援者数

3

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/03/13に募集を開始し、 3人の支援により 9,000円の資金を集め、 2019/04/25に募集を終了しました

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現在の支援総額

9,000

1%達成

終了

目標金額550,000

支援者数3

このプロジェクトは、2019/03/13に募集を開始し、 3人の支援により 9,000円の資金を集め、 2019/04/25に募集を終了しました

「就活の違和感」を感じている大学生に贈る「オルタナティブ就活」を実験するための「かえるライブラリー・ラボ」を始めます。プロジェクト「耳をすませば」でフラットに経営者や先輩と出会ったり、「にいがたイナカレッジ」など就職に直接向かわない様々な活動をはじめるためのプラットフォーム的なラボをつくります。

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2019/03/18 06:57
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イナカレッジ・ラボ@東京・湯島でした。

午前中は「beの肩書き」ワークショップを40代のおじさん3人でやるという・・・みんな人生、迷ってます。笑

人生を物語として見たときに、どう見えるか?っていう鈴木さんが放った一言が印象的でした。

僕の中で出てきたキーワード。

本、問い、場、フラット、創造、コミュニケーション・デザイン、コミュニケーション・ツール、お客は誰か?、脱・自分、脱・二元論、いいかげん、目的に向かわない、機会提供、溶け出す、とかとか。

あとは「場づくり」の価値をどのように伝えるか?っていう話。これは面白かった。

参加者の鈴木さんは「鈴木さんって何をしたいのか、よくわからないですよね」ってよく言われるらしい。それって場づくりにとっては、むしろプラスなんじゃないか、と。

場の価値や目的を言語化できる、っていう場と言語化できない場っていうのは、どちらが価値があるのか?っていうジレンマ。
というか、価値があるのは言語化できない「場」なのではないか。

午後の部は、イナカレッジの井上有紀さんと「挑戦するな実験しよう」をテーマに参加者とフリートークをしました。

~~~
「やってみる」こと、「ふりかえる」こと。
「ふりかえる」ときに、
「目的」「目標」に沿って考えたことをふりかえるのか?
「顧客」「価値」について感じたことをふりかえるのか?
「予想できなかったよかったこと」は何か?

「適応する」ことは個体にとっては「本能」であって、「価値」そのものではない。
その個体が属する集団にとっては価値である可能性が高いけど。

予測不可能性というエンターテイメント性と予測可能性という安全性・安心感

「何に囲まれるか?」という判断基準。
「感性」を磨いていくこと。「問い」を共有すること。
~~~

とまあ、こういう感じ。
この4日間の「就活の違和感」ウィークで思ったこと。

「二元論」でわかりやすくすること、とか「自分」(っていう概念も二元論だと思うけど)っていう考え方が苦しさの原因なのではないかと。

3月14日(木)の「続・ゆっくり、いそげ」の夜でも、本の中でも出てくる「おでん」理論。

それぞれが、「美味しいおでん」に向かって、ある者(たとえば昆布)は多くダシを出して、ある者(たとえば大根)は多くダシをもらって、全体としてひとつのおでんができている。ジャガイモはいつの間にか場(つゆ)に溶けている。

「よい場」っていうのは「おでん」のような場なのではないでしょうか。

個人を個人として考えるのではなく、場の構成要素として、つまりおでんの具のひとつとして、とらえてみること。

2003年に発売された「13歳のハローワーク」(村上龍 幻冬舎)は200万部を売り、子どもたちに呪いをかけました。「プロフェッショナルになれ」という呪い。

一方で同じ年にリリースされた「世界にひとつだけの花」(SMAP)は、200万枚を売り、子どもたちに「ナンバーワンにならなくてもいい元々オンリーワンなのだから」と語りました。

それは子どもたちを癒すのではなく、よりいっそう、「何者かにならなければならない」という呪いをかけたのではないかと思うのです。

でも。そもそも人はONEではないのではないか。おでんの具のように、生きていけばいいのではないか。

場(つゆ)の中のひとつ(ひとり)として、場とやり取りしながら、出番が来るまで、役割を全うすることなのではないか。

自分からリーダーシップをとって動かなくても、場の構成要素として、そこに存在することで、おでんの足しになればいいのではないのか。

いま、この瞬間、変化し続ける唯一無二の「オンリーおでん」の中の具のひとつを演じる。そういうことでいいのではないか。

就活の面接は「おでん」じゃないものね。そこからいいダシ出てないから。

「今日もいいダシが出て、おいしいおでんになりました」
そんなおでんをつくるような就活をしたいなあと思いました。

そんな「おでんの歌」つくってくれませんか?

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