こんばんは。本日は3名の方に108,000円の支援をいただきました。
ご協力して頂いたみなさま、ありがとうございます。
本日は「今日もどこかで馬は生まれる」の
ひとつのシーン解説を活動報告で記していきたいと思います。
下記映画パンフレットより抜粋
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SCENE2:ひとつの現実
中央競馬の輝かしい舞台で活躍できる馬はごくわずか。
それ以外の馬は地方競馬や乗馬への転向を余儀なくされ、
さらにその後は行方がわからなくなるケースが多い。
業界内で長らく暗黙の了解とされてきた引退馬の『課題』、
その現実は、需要のなくなった馬を競売にかけるセリ市場、
そして食肉センターの中にあった。
コマでにカメラ取材は入ったことはないと言う。
さまざまな制約がありつつも、今回、特別に許可をいただき、
中を撮影させていただくことができた。
ここで働く関 眞さんは、この道50年のベテランだ。
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SCENE1で紹介した競馬の盛り上がりを光とするならば
このSCENE2は影の部分を取り上げているシーンです。
当然、肉セリや食肉センターを悪く描くなどということは
しておりませんが、引退後の道のひとつとしての現実を、
あくまでも中立的に描いております。
このシーンを入れることには、制作前から賛否両論あったのですが
競馬に関心を持つならば、この現実に目を背けてはならないという
想いから映画内で採用する事となりました。
取材を受けてくださった食肉センターは、
この映画に出ることに葛藤もあったかと想像します。
しかし、少しでも現実を知って欲しいという考えから
出演してくださったことに敬意を表します。
次回は、引退馬の課題を向き合い続けてきた引退馬協会の代表に
フォーカスを当てたシーンを紹介していきます。
これからも、何卒応援よろしくお願い致します。
Creem Pan 平本