こんばんは。Creem Pan平本です。
本日5名の方に、45,000円のご支援をいただきました。
現在クラウドファンディングが始まってから18日目、1,057,000円まで来ました。
残り、23日で1,203,000円のご支援で達成となります!
ご協力いただきましたみなさまには、心より感謝申し上げます。
本日は、久しぶりの「今日もどこかで馬は生まれる」のシーン紹介をさせていただきます。
下記映画パンフレットより抜粋
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
SCENE3:引退馬を救うには
走れなくなった馬には本当に生きる価値はないのだろうか。
競馬というこの国に莫大な経済効果をもたらしている巨大産業の下、
多くの馬が生まれ、多くの馬が命を落としている。
この競馬界の課題に20年以上前から取り組むパイオニアが、
認定NPO法人引退馬協会の沼田恭子さんだ。この日、行き場を失っていた
一頭の引退馬を引き取り手の元に送り出すところだった。
沼田さんは引退馬の命をつなぐ方ほやさまざまな仕組みづくりをずっと考え続けている。
沼田さんは言う。「一頭の引退馬を救うのは、一人の熱い思いを持った人が必要」だと。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
他のシーンと比べると、尺としては短いシーンではありますが、
引退馬を語るうえで、欠かすことのできない人物のシーンとなります。
パンフレットの記載通り、引退馬の課題を黎明期から取り組まれてきた方です。
沼田さんの著書「馬の命を守れ!」は私も拝読させていただいたのですが、
活動を始めた当初は誰からも見向きをされない中でのスタートだったようです。
そのような時代から、ずっと戦い続けてきた沼田さん。
実は、私たちがこの映画を制作するにあたって大変お世話になった方でもあります。
私たちがこの映画を撮ろうと決めてから、引退馬の課題をリサーチする中で、
「認定NPO法人引退馬協会」の存在を知り、沼田さんのもとを訪ねました。
そんな中で私たちがやろうとしていることを、(今思えば)未完成な企画書を
持って伝えました。
その後、どこの誰かも分からない。そして、引退馬の知識など全くない私たちに、
沼田さんは協力してくれたのです。
熱意が伝わったのか、私たちの活動に可能性を感じていただけたのか、
明確な理由は分かりませんが、映画制作において欠かすことのできない
シーンのいくつかは、沼田さんのご紹介が無ければ実現はできなかったと思います。
そんな個人的な思い入れもありつつ、このパートでは、引退馬の現状を伝えているパートです。
一頭の馬が寿命を全うするとしたら、現在のところでは、人間の「熱い思い」が
無くてはならない。
その熱い思いとはどのようなことなのか?ということは、
後のシーンで語られることとなるのですが、引退馬を救うための現実を、
この映画で最初にメッセージとして伝えるという意味では、大切なシーンとなりました。
次回は、熱い思いを持った人物にフォーカスを当てた競馬記者・佐々木さんの
シーンを紹介していきます。
これからも、応援よろしくお願いいたします。
Creem Pan 平本