2019/06/03 20:00

こんばんは!

プロジェクトオーナーの石原光夏です。


多くのご支援・拡散協力をして下さっている皆様のおかげで、公開5日目の今日現在、支援金55万円を超えて目標金額の78%まで達成しました!!

本当にありがとうございます!!!

パトロンの皆様からの応援メッセージをはじめ、受け取る応援の一つ一つを読んではいちいち嬉しさで涙腺がゆるくなっています…(笑)
どう想いを伝えたら良いのか、自信がないながらも私なりに悩んで時間をかけて書いた文章を多くの方に読んでもらえていることも、素直に嬉しく思います。
  

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先日川崎で起きた無差別殺傷事件に関する報道を見ては、とても心が痛みます。事件当日私は自宅におり、速報でニュースを見ていました。その時に、犯人への怒りと共に「死にたいなら一人で死ねば良いのにって話ですよ」と言い放つスタジオにいたコメンテーターなのか評論家なのか、の方を見て、大変大きな違和感を感じました。そしてこうした発言に関して番組で議論していたのを昨日見ていたのですが、街頭インタビューでもこのような発言をする一般の方もおり、社会と自分に対して深い絶望感を抱いていたであろう犯人にそのようなことを言い放つのは、なんて冷酷で心無いんだろう、と思ってしまいました。

殺人が許される訳では決してありませんし、まだ生きられた尊い命を突然奪われてしまった被害者の方々・ご遺族の方々に対しては本当に私も涙が出るくらい悔しく無念でなりません。ですが、犯人があのような行動に出た背景にはやはり、家族や社会からのプレッシャー、自己肯定感の低さ、「生きる希望が持てないありのままの自分」を認められていないこと…などなどがあったのではないのかと思うんです。

私たちが当たり前と思っている、「普通みんながやっていること」(例えば毎日学校に行く、社会人として毎日働く、など)を"出来ない人"または"しない人"、"異なる選択する人"が「もし」近くにいた時、自分がその立場になった時、、、私は(あなたは)どんな感情を持ち、どんな言葉をかける/もらうのか。

犯人自身の問題もありますが、「犯人はバカだ、異常だ、巻き込むまでしなくてよかったのに被害者がかわいそう」という事だけに注目し、そもそもの社会(つまり私達)の在り方の問題だと考えられるであろう事に向き合おうとしないとすれば、私はそれは何か違う気がしてなりません。

そして、犯人が残酷な行為をしてでしか最後に自分を表現出来なかったこと、そこに他の人の命も犠牲になってしまったことに、私は何とも言えない、深い悲しみを覚えます。


 「どう子どもを守るか」ということを、恐らく日本全国の多くの親御さん方・学校関係者の方々が今考えていらっしゃると思います。以前相模原で起きた障がい者殺傷事件や今回の事件を振り返りどうやって本当に子どもたちを守るのかを考えたとき、私がこれから学ぼうとしている他者への「共感力」や「想像力」そして「他人事を自分事にして考えてみる力」の育成には、やはり大きな意味があると思いますし、絶対意義のある学びにして帰ってきたい、来なくちゃ!!と尚更強く思います。


少なくとも私は、「閉じこもる時ややる気が全く出ない時くらいあるよね〜。どう生きていけばいいか分からない時もあるよね〜。焦らずじっくり考えればいいよ〜。むしろ考えずぼけーっとしててもいいよ〜。それより美味しいものでも食べる〜?」って世間一般が思って受け入れてくれるくらい、"やさしい社会"に住みたいなぁ。
私の中の「当たり前」が、周りの人を知らぬ間に傷付けたり追い込んだりしていないか、考えてみよ。

 …とこんなことを感じ考える昨日一日でした。


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より多くの方に私の想いを共有すべく、英語と韓国語でも掲載している本文を載せられるよう、友人たちの力も借りながら今準備をしています。

皆さま、引き続き応援をどうぞよろしくお願いします!^^