土門蘭のファン、およびファン予備軍のみなさん。京都から朝の挨拶を送ります。
昨日に引き続き、京都にいます。
連載「経営者の孤独」第6回のクラシコム佐藤さんと対談の収録をするためです。
土門さんのホームは京都ですから、編集と佐藤さん御一行が東京から来たわけです。京都っていいよね。(フォトグラファーは兵庫・塩屋の片岡杏子ちゃん)
いつもインタビューをするときのように、はじめての対談で緊張ガッチガチの土門さんでしたが、佐藤さんのリードもあって、ゆっくりほぐれていきました。
そうだ、毎回のインタビューでも、土門さんはその前々日くらいから緊張のあまり日常生活に支障をきたすほどで、会話もぎこちなくなるのです。
インタビュイーから時間と言葉をもらうからには、せめて新しい言葉を引き出すぞ、という覚悟から変なテンションに自滅的に追い込んでいくのです。誰もそんなことしろって言ってないのに。
土門蘭がライティングをするときはイタコ型で、憑依されるように彼岸に渡って、言葉をもらって此岸に帰ってくるのです。
だから、取材対象に深く深く潜れる。下調べとイタコスタイルのかけ算だなあ。
……なんて、そんなことを考えながら、ふたりの対談を聞いていました。インタビューと対談はやっぱり違って、土門さんと佐藤さんの掛け合いは、とてもおもしろかったなあ。
打ち合わせのあと、クラシコムのみなさんとお酒も飲みました。
楽しかったなあ。写真でみなさんとそのときの空気を共有したいな。
あー、楽しかったな!