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チャリティー絵本制作プロジェクト-福島の子どもに笑顔を

現在の支援総額

1,348,310

158%

目標金額は850,000円

支援者数

142

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2015/01/14に募集を開始し、 142人の支援により 1,348,310円の資金を集め、 2015/04/02に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,348,310

158%達成

終了

目標金額850,000

支援者数142

このプロジェクトは、2015/01/14に募集を開始し、 142人の支援により 1,348,310円の資金を集め、 2015/04/02に募集を終了しました

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「本から生まれるものは愛であり希望である」

というメッセージには少し説明が必要です。

本文でも触れましたが、

タイタニック号が氷の海に沈もうとしているのに、

悠然と本を読む人がいたという記事を、

どこかで読んだことがあります。

 

「無人島に何かひとつ持っていくなら」という問いに、

多くの人が「本」と答えるということとも、

どこかで関係しているかもしれません。

そして何よりも末期ガンになった私の友人が、

死の3日前に分厚い宇宙科学の本を読んでいたこと。

 

これらが合わさってこのメッセージが生まれました。

死を前にして人が本を読むのは、

知識を増やしたいからではありません。

彼らは、愛と希望をそこに探しているのだと思います。

 

別の面から考えてみます。

「本の中にはぎっしり問いがつまっている」という説があります。

阪神淡路大震災や東日本大震災では、

多くの幼い子どもがなくなりました。

町が水没したり、大火災が起こったり、

今もまだ行方不明の人がいたりなど、

私たちは人智を超えた不条理に見舞われることがあります。

 

そして人々は悲劇のまんなかで

「神よあなたはそこにいるのか?あなたがこの惨劇を許したのか」

と問うことでしか、

与えられた試練を受け入れることができないのです。

 

どんな熱烈な問いにも神は黙したままです。

神が口を開かないのは、

人間の未熟な問いに心を揺さぶられないからだ、

と説明する人もいます。

 

いささか宗教的な結論となりますが、

「本から生まれるものは愛であり希望である」

というメッセージには、

神の沈黙を前にした人々の肯定があります。

神の答えがなくても、

私たちは愛を探し、希望を求めることだけはできるのだ、

というのがこの本で得たひとつの結論です。

3回にわたってあとがきを書きました。

本の完成には本文扉(1ページ目)と

奥付け(32ページ目)があと必要です。

今日の写真はその1ページと32ページを掲載しました。

あとは表1と表4(表紙と裏表紙)。

次回はそれに触れます。

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