これが表紙(裏表紙)の最終イメージです。
いちばん大きな変更は
右から左に向かって走る列車が
表1(表紙)だけになり
表4(裏表紙)に逆方向へ向かう
列車が加わったことです。
そのほかに表4の左端には
大きな顔が出現しました。
表4の列車の替わりに現れた白い窓。
それが今回の「制作現場より」のネタです。
本を購入するとき
たいていの書店では
白い窓のあたりにバーコードリーダーをあて
書籍情報を読みとります。
このデジタル情報を作るのも
制作の仕事の一部になっています。
ここにはISBNと呼ばれる13桁の数字
「書籍JANコード」というバーコード
それに価格 発行元 発売元が印刷されます。
チャリティー絵本の制作は2度目ですが
発売元が学林舎(樹書林親会社)から
関西学院大学出版会に替わりました。
であるためここには
発行 樹書林
発売 関西学院大学出版会
と印字されます。
多くの大学では出版部を大学の機構の中にか
大学生協などの関連組織のうちに抱えています。
東京大学出版会 法政大学出版会
京都大学出版会などが有名です。
関西学院大学出版会も
そのような組織のひとつです。
関西学院大学は11学部を擁し
125年の歴史をもつ
関西の老舗私立大学です。
私自身この大学で学んだ親しみもあり
チャリティー絵本の発売に加わってもらえて
とても頼もしく感じています。
関学大の卒業生は約20万人。
同窓生の1割にでも購入してもらえれば
どれほど多くの福島の子どもに
笑顔を与えられることでしょう。
そんな楽しい夢を見ながら
このページの制作を続けました。