2019年6月活動報告
令和になり2か月が過ぎますがまだ言い馴れません。今月はちょんまげ隊との支援で宮城スタジアムで開催されたサッカー日本代表戦の観戦に学び場の小学生を連れて行きました。中学生は残念ながら中総体と重なり参加できませんでした。
学び場の小学生はサッカーの試合もましてや代表戦なんて生で一度も見たことがありません。スタジアムの雰囲気に興奮し、久保選手の代表デビューも見れて大満足でした。次の日は学校だったのでそちらは大変だったようです。(笑)
(自分たちでつくったフラッグで応援)
(代表ユニフォームを借りて気分は代表サポーター)
(学び場卒業生も引率を手伝ってくれました)
(想いはひとつ!これも自作)
とても貴重な体験でした。7月には石巻専修大学でドイツで活躍する日本人音楽家による管弦楽コンサートに連れて行く予定です。学び場では勉強だけでなく、感受性が豊かなこの年代の子どもたちにスポーツ、芸術に触れる機会を積極的に取り入れていきます。
小学生
8回実施、サッカー観戦あと一緒に行ったS君とMさんが加わり8名になりました。Mさんはまだ1年生なのでスタッフのNorika先生がきてくれる時に一緒に勉強しています。
中学生
8回実施、今月は中総体と期末試験がありお疲れ気味。高校のオープンキャンパスも始まり、高校入試を意識してきた感じです。
自分が行きたいと思う学校を見つけて、これからが本番、ガンバレ!
学び場の会場について(ちょっとピンチなお話です)
現在、学び場は大原浜生活センターをお借りして活動しています。この場所は津波の被害を受けました。そこを地域住民やボランティアの力で直し、その後もボランティアの拠点として牡鹿半島の復旧に多大な貢献をしてきた場所でもあります。
しかし、津波危険区域にあるため盛土をした所に新たに大原集会所を市が建設するのに合わせ取り壊しが決まりました。学び場の場所として継続使用を申し入れてはいたのですが、津波危険区域にある市の建物の使用は認められないとの回答を受けました。新たな集会所では今まで通り学び場の椅子や机などの備品を常時置かせてもらうことは困難な状態です。
解体の工事が8月から始まる予定ということで、市にかけあい7月中だけ賃貸契約を結び光熱費を学び場として支払うということが決まりました。
とはいえ猶予は1か月。この間に次の場所を決めなければいけません。地域で協力してくれるところはあるのですが、牡鹿半島のすべての地区の子どもたちが通えるということを考えるとなんとか大原地区に学び場を残したい。
あらゆる可能性を探っていきたいと思います。
場所の問題、運営費の問題など解決しなければならないことは山積みですが、学び場を楽しみにしている子どもたちのために知恵を絞っていきたいと思いますので皆様のさらなるご支援、ご助言をよろしくお願いいたします。
(文責・伊東)
日々の学び場の情報はfacebookページから
【お願い】
牡鹿に学びの場をつくるプロジェクトは皆様のご支援で成り立っております。
このプロジェクトへのご理解とご支援をよろしくお願いします。
ご寄付などのご支援は https://oshikamanabiba.com/donation/
商品購入によるご支援は https://oshikamanabiba.stores.jp/
牡鹿の子どもたちを応援する輪を広げることにご協力お願いいたします。