2019/04/13 13:10

付属品である火箸についてこだわったのは細さと軽さ。

一般的な火箸は太めが多く、
それをそのまま現代の室内に持ってくると
重いですし、なにより無骨な印象になってしまいます。

そこで可能な限り火箸を細くしていきました。
ただ細すぎると今度は挟みにくくなりますので
そのあたりは機能とのバランスです。

一番上の写真はその過程で製作したものやサンプル。

あとは手仕事感をどの程度残すのか。
全部手打ちのものはクラフト感があり火箸はとしてはいい。
しかしこの卓上火鉢には合わないと判断しました。

仕上げを黒染めにしたのは剥離しないため。
塗装のほうが黒色度は高いのですが
使っていると剥げてくるので、
鉄の表面を黒く酸化させる方法をとっています。