11/20(金)
革漉きの工程が進んでいます。
まず機械で、仕上げは職人の手によって絶妙な厚みにします。
角は、折りたたむため薄く仕上げる。
レザーの商品でこの肯定してるモノって、ほんとに少なくて、自慢のポイントの一つ。
ただ、すごく時間がかかる。今日は休日返上で、一緒にこの作業を続けています。
バングラデシュで、職人と一緒に働いていて感じることは、とにかく勤勉で丁寧。
休日返上とかになってしまって、申し訳なく思う。
マスプロダクション前の鞄・リトルアイテムのカットは全て終わっている。
写真でもわかるが、丁寧にカットされてるのが分かる。
素晴らしい。
こういうところ見ると、余計腹立ってくる。
現状、バングラデシュは世界の最貧国と言われている。
Jillanieの職人のファルクの場合、経歴25年以上で、いわゆる熟練の革職人と呼ばれるようなキャリアだ。それでも、今まで働いていたところでは、月に2万円ほどの給料で、朝から晩まで一生懸命働く。
この金額は熟練の革職人の一般的な給料だ。
バングラデシュの物価考慮しても月に二万円というのは、明日のことを考えておかないといけないような額だ。
ファルクの場合は、1、2か月に1回帰村するので、3万円を妻と3人の子供の生活費・教育費として渡しているという。
家族と一緒に生活もできない、やりたいことに常に制限が付きまとう。
なにこれ、と怒りの感情が湧く。
とはいえ、ファルク自身、自分の仕事に対して誇りをもって、楽しんでやっているように見えるのがある種の救いである。
搾取の問題を解決する方法は私たちが提案する『めっちゃイイ!って思うものを買って、私は世界に貢献する。』これが日本の一スタンダードになること。
消費者の姿勢として、企業の姿勢として。
その為に、私たちは、まず完璧だと思えるものをしっかり作る責任を果たす。
今のところ順調に進んでいて、テンションが上がる毎日を過ごしている。
CAMPFIREのページや発信している活動報告・SNS関連で、すこしでも共感してもらえたら、そのまま行動に起こしてもらう。さらに自分が感じた感情を発信してください。
引き続き応援をお願いいたします。