もう折り返し地点も過ぎたので、終わりに向けて色々と考えながら運転している運転手、小濱です。 先日の岩沼公演二日目。宮城県の戻ってきたということもあり、わずかな時間自宅に戻りつつ、愛犬と触れ合い、間も無く仙台を訪れるであろう春の到来に胸を躍らせました。 梅の花も、オオイヌノフグリも、春を謳歌しようと咲き誇っておりました。 無理くり写真を撮ったので、少し嫌そうな愛犬さん。しかし、こちらはリフレッシュバッチリ！後半戦も、多くの人に楽しんでもらえるよう頑張ります！ さて、今回は旅先の出会いなど振り返ってみようと思います。 本当に素敵な人たちとの出会いがたくさんあり、いろんなお話を聞くことができました。 語る時に顔に刻まれる美しい皺。含蓄に富む、人生の体験の話。故郷の美しさについて強く語る姿。酒を飲みながら、ものすごい速さで展開する世間話。 本当に本当に豊かな時間でした。 道中見ることができた、美しい風景たち。雪を背景に、シルエットのような葉のない木々。雪から大切に守られている果樹。地層のように溶け固まる雪。濃淡の濃い霧のように、うごめく雨交じりの雪。 雪の地平線。見守るようにそびえ立つ奥羽山脈、その白い稜線。呆然と立ち尽くしたくなる、その山々の偉大さ。雪に残った生き物の足跡。雪に移る、雲の影。 日々柔らかに強くなる日差し。遠くの山々に、雲間から差し込む光の帯が、春の到来が近いことを、やまにすむものに伝えている。 時折降り出す、雪混じりの強い雨。ノックするような雨、毛布で包むような日差し。濡れた地面から立ち上る湯気。溶け残った雪の塔。雪解け水で水かさをます川。雪解け水にえぐりこまれた最上川。春に向けて、肌を柔らかくした松。木々の下の方から顔を出す青々とした熊笹。田んぼに残った雪解け水の水たまりが、虫食いのように空を写していた。 地域の人がつけた、様々な施設の名前。営みの歴史の名残が残る土地の名前。守りたい土地に建てられたお墓。 この土地を愛した人たちの、歌、酒、踊り、漬物、ご馳走。土地を背負うこと。この景色を背負うこと。この景色を愛した人の営みを背負うこと。 それを失う恐れ。一瞬の油断で。 往来するうちにできた、道。 道の奥。 道の奥で、時間を切り詰めずに、考える時間がある豊かさ。 本当にいろんな刺激を受けました。東北は本当に広くて、まだまだ行っていないところばかりですが、今回の旅で、改めて東北が好きになりました。 今後も東北のいろんなところを知って、この土地で頑張っていこうと思います。ツアーも終盤、安全運転で突っ走って参りますよ！ 春の仙台凱旋公演で、皆様と笑顔でお会いできますように。
押忍♂総合演出、澤野です！ キャンプファイヤー、残り5日となりました！現在50%目前。皆さま沢山のご支援ありがとうございます。ご検討いただいております皆様も、何卒、よろしくお願いいたします。 旅は終盤、この旅の様子、しっかりお伝えしていきます！！ 今日の報告は、3月27日・28日の岩沼公演でございます。 久々の宮城県、ただいま！！！！岩沼の会場は、cafe食堂BAOBABさんです！！ 今回のツアー初となる、ディナー付きの公演。ミサイルとディナーって、なんとなく、アントニムだよね※公演観た人しかわかならない内容 お客様の食べるものは、我々も食べておかなくては！ということで、到着して早速ランチをいただきます！！！ -----ここから先は、少し趣向を変えてスイーツ系女子風にお送りします-----※西野カナの何かを聞きながらお読みください。 ども！劇団 短距離男道ミサイルでーす 旅先だけど、コハマ、隆は思い切って髪型変えたんだヨ☆わかるかな！？笑 このバオバブってお店、マジちょー最高なんですけど☆彡わたしたち最近、パクチーにハマってて、お店の料理もパクチーたっぷりで超ラッキー♪店長さんも、イケメンでドキドキ☆ 全員大盛でペロリといただきマシタ！ そのままスイーツにも挑戦☆ 甘いものは別腹だよネ！？ いっぱい食べて、今日もガンバルぞー♪♪おーー(*￣0￣)/ -----スイーツ系女子風、以上-----※西野カナさん、ありがとうございました。 はい、ありがとうございます！！笑とにかく、本当においしくいただきました。四人とも、「公演終わっても通う」気持ち満々です。 お昼をいただいて、仕込みへ。舞台美術もアジアンな雰囲気に包まれ、なんだかうれしそう。 今回は、チケット即完売の為の追加公演です。ご予約いただいたお客様、追加公演を受け入れてくださったcafe食堂BAOBABさんに感謝を込めて、上演いたします！！ もともとチケットの総数が少なかったのですが、当日のお客様もいらっしゃり、超満員での二日間でした。 岩沼出身の女優さん、菊池佳南さんと名取出身のふともも舞台監督の卵、松浦良樹くん のお二人にもいらしていただき、なんとお二人は二日間ともご来場。バラシもお手伝いいただきました。 ありがとうーーーーー！！！！ 二日目の公演では、昨年お世話になりました岩沼西児童センターの皆様が大勢ご来場いただき、児童向けでない、我々の大人向けの姿をお見せすることが出来ました(笑)ご来場ありがとうございます！！ お店で上演するということは、そのお店の築いてこられた歴史に新しい一ページを刻むこと。 お店での演劇公演は二回目ということで、僕らが二回目とは極端な演劇が来てしまったものだとドキドキしながらも、店主の小関さんには、舞台自体も喜んでいただけたようでうれしかったです。再会も誓いました。 小関さん、沢山ご馳走様でした。本当に、ありがとうございます！！ 岩沼の皆さん、チョーパワフルでした。次は、山元、行ってまいりますーーー！！！ 総合演出澤野正樹
こんにちは！本田です！いよいよ山形公演も最後の土地、米沢への着弾です。 まずは、上杉謙信、上杉鷹山を祀る上杉神社へ。 越後出身の私としては、この上杉神社に縁を感じる部分もあるわけでございます。実は、米沢は何度か家族旅行で訪れており、こちらの神社も、幾度かお参りしたことがございます。上杉神社一帯の松が岬公園は、米沢の中心的な観光スポットにもなっています。よかったら、みなさんも足を運んでみてください。（米沢牛も忘れてはいけませんよ・・・！！！今回は食べられなかったけれど！！！） 今回の公演は、各地の神社に参拝し、神札を頂戴して、舞台美術の柱に貼り付けております。神楽を模した四柱に東北各地の神札が集まってきますと、なにやら異様の雰囲気が漂って参ります。 我が国の舞台のルーツは、御神楽。 お芝居も根本の部分では、作品の上演を通して、人と人が交わり、天地人の間に交感を起こし、ヤミ・ケガレを祓って、晴れやか目出度く、オマツリを愉しむもの・・・なのではないかと、東北めぐりをしてきて、そんな感慨に耽るのも、この陸奥の風土・文化によるものなのかもしれません。 さて、米沢の会場は、極楽麦酒本舗。名前からしてヤバイです。極楽ですよ。浄土ですよ！ まずは、隣接するレストラン「フェリーチェ」さんで腹拵え。本場タイの味が楽しめるエスニックなメニューが人気のようです。 私はトムヤムクンラーメンを注文。なんと価格は５００円！タイ人のスタッフさんが調理する本物の味がこの値段！！ 麺はタイ米麺・米沢麺から選ぶことができます。米沢はラーメン店も多いんですよね。米沢牛ラーメンのお店もあったり。 エスニックパワーのおかげか、公演も大成功。いや、それもあるけれど、一番はご縁です。川西町演劇研究会の古川さん、そして、麦酒本舗の高橋さんをはじめ、多くの方々のご協力で、満員の客席で上演することができました！ 劇中では、ごきげん○○のシーンで、サイコロの２が３連続で出るという、１/２１６の奇跡も起きました・・・！いや～、上杉神社の霊験でしょうか。会場、大爆笑でございました。 前日の山形公演からのリピーターのみなさんも駆けつけてくれて、山形県ファイナルにふさわしい盛り上がりで締め括ることができました！ 特に、劇団のら、劇団MOYUのみなさんは、二日連続で、バラシの助っ人＆打ち上げに参加してくれました！お世話になりました！！ 山形の演劇、熱いっすよ♪お隣さんとして、一緒に東北の演劇シーンを盛り上げていきましょう！！ ラブ山形！ 打ち上げでは、麦酒本舗のうこぎビールとりんごビールに舌鼓。 工場長の中村さんには、仕込みからバラシ、打ち上げまで、付きっきりで、大変お世話になりました！！中村さん、ありがとうございます！！！！！ 中村さんは新作のさくらんぼビールの仕込みをしていると、笑顔で教えてくれました！ さくらんぼビール・・・飲みたい！！！ できあがったころに、また足を運びたいと想います。ありがとう、米沢！！！！！
加藤です！本日は山形公演について！ 24日金曜日！会場のギャラリー絵遊に到着！ 山形の街中にあるギャラリーです。 昨日の会場、寒河江のギャラリー&カフェあるあーるの3分の１くらいのサイズ。小さなギャラリーながらとてもいい雰囲気でした！ 2階のテラス空間からみた眺め、白い空間に2畳の神楽舞台が映えます。 １日目は仕込みだけ済ませ、山形協力者の劇団のら所属、横尾妃呂子さんの案内で、山形の名所を巡ってきました。 1箇所目は白菜ラーメン幸来というラーメン屋。ラーメン消費量日本一を誇る山形のラーメン屋はどこのお店に入っても美味しいものばかり！そんな山形に済む横尾さんもオススメの白菜ラーメン。とても美味でした。このお店は野菜とラーメンのバランスに特にこだわっているらしく、あさりだしのあっさりスープと白菜がとてもマッチしていて最後まで美味しく完食致しました。 食後には千歳山の稲荷神社に登り、お参りしていきました。60個も続いている鳥居は圧巻でした！麓にある千歳山こんにゃく店の玉こんにゃくもいただきました。山形の食べ物はなんでも美味しい！ 山形の食べ物とお稲荷さまの力で英気を養い、２５日の本番に臨みました。 ２５日の朝一で会場の近くの諏訪神社へお参り。お札を購入し、舞台美術へと貼りました。 山形公演は昼と夜の2公演。ギャラリー絵遊は天井の大きな窓から外光が射してくるのが特徴のため、昼公演は暗転中も明るく、普段見えないところまで観れる特別な公演となりました。 山形のお客さまの中には、前回の山形公演を観てくださったお客様や、いつも仙台にも足を運んでくださっているお客さまがいて、一度行ったことのある土地だからこそ、僕らのことを応援してくださる方がいるのだなぁと感じました。 このキャンピングカーのツアーで、各地の様々な人に僕たちのことを覚えてもらうことが大目的のひとつです。 どこの土地でも終演後「またここでやってね」と言われます。 そして僕たちも「またここでやりたい」と思うような土地ばかりです。 それを実現させるためには、まずはこのツアーを無事に終わらせること。まだまだ気を抜かず、最後まで無事故で走り抜けていきたいと思います！
劇団短距離だとミサイル初めての寒河江公演でした！（そして、タイムラグがありますが、新聞記事になりました！） 雄大な奥羽山脈を背景に、雪解け水で水位の増した力強い最上川と、その川沿いに生える桜の木々を目の前に、美味しいコーヒーを飲みながら素敵な展示作品を見ることができるという、素敵スポット「cafe＆galleryあるあーる」さんで上演させていただきました！ できてまだ半年という出来立てホヤホヤの美しい建物で、我々のような土臭い劇団が上演をさせてもらっていいものか、申し訳ないような気持ちもありましたが、職員さんが仕込みを含めて本番まで素敵な笑顔で見守ってくださり、その気持ちも吹き飛びました。 初めての寒河江公演ということで、集客の方が心配ではあったのですが、当初用意していた席が30席であったのにもかかわらず、なんと40名のお客様にご来場いただき、超満員で本番を迎えることができました。お客様もすごく集中して楽しんで見ていただき、公演中いろんな掛け声をいただき、本当にかけがえのない時間となりました。 その後、寒河江の皆様と観劇にきていただいたお客様と交流会も行い、美味しいオードブルと、手作りの煮物！手作りの煮卵！手作りのイチジクの煮物！などなど、心つくしの食べ物をいただきました。本当に美味しかった。 食べ物は五感だけでなく、お気持ちもいただくのだと、身体に染み入るような心持ちでした。 お客様の中には、寒河江のお客様だけでなく、仙台と山形からもご来場いただき、中には昨年の夏に行った公演に客演いただいた、我らがドミン社長（茅根利安さん）もご来場くださり、公演の感想についてもとてもありがたいお言葉をいただきました。 これもひとえに寒河江での広報を全力で行っていただいた、寒河江の劇団櫻桃座さん、cafe＆galleryあるあーるさんのおかげです。この場を借りて、御礼申し上げます。本当に、ありがとうございました。 最後に、一つ寒河江の魅力を伝え忘れておきました！風呂は、翌日の早朝に、「ゆーチェリー」と言うところに行って入りました。 一人なんと350円で、源泉かけ流しの御湯三種類が体験できるという素敵施設！今回のツアーでいろんな温泉に入ってきたのですが、中でもゆーチェリーの性質は凄い。10分も入らないうちに軽く湯あたりを起こせる位の破壊力を持ったお湯でした。まさに我々ミサイルにふさわしいお湯ですな。 毎都市毎都市、現地で広報を行っている方、会場の方、観にきていただくお客様一人一人に、本当に助けられながら、ツアーを行えているということは、どんな幸せなことなのかと、毎回公演かみしめつつ、次は山形公演！ 劇団短距離男道ミサイル史上2回目となる山形公演、気を引き締めて頑張ってまいります！！ 小濱
