
とても残念なお知らせですが、
クサンバ村の製塩家サットリアおじさんが急性心不全により急逝されました。
今月2日のことだったそうです。
先日、バリ島メンバー・ヤサがクサンバに寄る予定だったのですが、
行事が長引いたために寄ることができなかったので、
サットリアおじさんの娘さんに改修工事の進捗などを聞こうと電話したところ、
突然の報告を受けました。
体調を崩しがちだったとはいえ、あまりにも突然のことで
家族も皆ショックだったそうです。
おばさんもきっと落胆されていることと思いますし、
これからますます塩作りの継承が厳しい局面を迎えることになりそうです。
ご冥福をお祈りするとともに、
おじさんの遺志を何としても引き継ぎたいという思いを新たにしています。
改修工事の方は完了した様子とのことなので、
娘さんがおじさんの活動を引き継いで、
スケジュールを合わせながら設備小屋の建設に順次着手する予定となりました。
サツトリアおじさんとは言葉は通じなかったのですが、
いつも親しみを持って接して頂いていたので非常に残念です。
実験途中でもかん水を舐めて出来具合を確認されていたり、
塩屋小屋まで電源を引いてくれたりで
期待されて居る事はひしひしと感じていました。
サットリアおじさんには量産流下設備は見て頂きたかったのですが、
クサンバの塩作りが今後も継承される様子を天から見て満足されると思います。
何としてもやり遂げねば !
進藤博文