バリ島北東部沿岸の三大製塩地・アメッド、ティアニャール、テジャクラ の製塩状況を調査してきました。この地区の海岸はクサンバの海岸とは異なり砂利からなる海岸で、その状態では海水散布も意味がないため陸地部に赤褐色の粘土系土を敷き詰めそこに海水を撒きかん水作りをしています。従って出来上がってきた塩はクサンバ塩とは異なりいずれの地域の塩とも少し褐色味をおびています。また、この地区はバリ海の表層水が流れており透明度が高いためダイビングポイントにもなっています。一方東部のクサンバ地区は海洋深層水の乱流通過海峡なので海水の透明度も落ちています。これは取りも直さず深海の色々なミネラル成分が混ざっている証にもなり、海岸線の目と鼻の先でカツオがよく飛び跳ねているのを見かけます。これらの事を考えるとクサンバで作られている白色塩の良さが分かりました。
多くの方々のお蔭で9日と云う短期間で流下式製塩量産化設備建設は完了しました。来月からはクサンバと云う環境下での性能確認試験に入っていきます。また、クサンバ製塩施設から数キロメートル離れた所で天日乾燥で塩作りをされているおじさんの施設を見学に行った際、流下式が成功すれば採用しますとの言葉も頂きました。キャンプファイヤーでの支援募集期間も、残り12日となりました。熱い応援メッセージやご支援をいただいており、感謝いたしております。が、まだ目標金額には程遠い状況、多くの方のご支援をお願いできれば幸いです。
こちらキャンプファイヤーのプロジェクト宛てに、「パトロン」になってくださった方から嬉しいメッセージが届きましたのでご紹介いたします!--------------------------塩に魅せられ早6年、偶然出会ったクサンバのお塩が私の中ではダントツで一番です。 塩について知れば知るほど、何故病院では天然塩が使われないのか?何故もっと日本にこの価値が広まらないのか?疑問が膨らんでいきました。 私は細々と自宅サロンをしながら、天然塩と精製塩の違いなどを興味を持ってくださった方に伝えてきました。 クサンバのお塩が家に無くなってから、色々なお塩を試しましたが、まぁそこそこは美味しいのですが、あの感動するような旨味と、素材の美味しさを引き出す力にはどの塩も歯が立ちません。 やっぱりバリの塩がいい!バリの塩しかない!ともう決意のような思いのなかで、こちらの活動に出会いました。 率直な気持ちとしては、応援したい!というよりは、このプロジェクトに参加したいです。私に何か出来る事があったらしたいです。 お金をもっと沢山出せない自分に腹立たしさを感じますが、でも今私に出来る事でお手伝いしたいです。 このプロジェクトに詳しくて日本にいらっしゃる方がいたら是非一度お話してみたいなと思っています。 もちろん、もしよろしければです(^-^) このプロジェクトが成功するよう祈っています!
進藤リーダーの設計図をもとに、現地メンバーが現場監督&地元の職人さんを起用しての新設備のプール建設、、、本日、完了です。仕上がりは、完璧!とはいかないまでも、「良しとしましょう」の域。完璧ではないからこそ、これからさらに良くなる可能性があると、前向きに考えたい(笑)日本のように建築に基準法があるわけでもなく、すべて職人さんと依頼主のセンス、経験だけが頼りとなるバリ島の建設事情。実際に取り組んでみると、予想外のことだらけ。だからこそ、やってみないことには始まらない!まずは、やってみよう!のチャレンジ精神が不可欠なことをあらためて実感。そして、いよいよ。明後日の11日からは、【チャレンジ精神のかたまり】ともいうべき、プロジェクトリーダーの進藤さんがバリ島クサンバ入りして新設備の設計を開始します(^^)/さぁ!がんばろう!クサンバの塩を未来の世代へ!
新設備【流下式】の実験開始に向けて、バリ島クサンバ村で内部プールの建設が始まりました!!