『ワ~ッハッハッハ‼』とみんなの笑い声が聞こえてくる。
月に1度、近所から地区の住民が集まり、少人数で体操をする。
その場に集まった方たちは全員が体操の参加者でありながら、
時には“虎の子”のテキストを読みながら、体操を教える先生でもある。
「じゃあ次の体操は私が先生役だね」という言葉が交わされる、そんな空間。
そんな場が、「まちづくり」で国からも注目されている宮城県の丸森町筆甫地区で始まっています。
平成29年度小さな拠点・地域運営組織フォーラム「地方創生・小さな拠点学校 ~地域を守り・地域を創る~」
平成29年4月から、筆甫まちづくりセンター・丸森町・りぷらすで協働し、「筆甫地区での住民主体の健康づくり」の取り組みを行ってきました。
そして5/9に、筆甫地区に行ってきました。
地域の住民さんたちは、「楽しくなければ参加しないし、負担感があると続かない」という声もあり、石巻との違いも感じながら試行錯誤の中で住民向け講座やフォローアップを進めてきました。
2年間の取り組みを通じて、講座を受けた住民のみでの体操教室が毎月始まり、自分の健康のために参加しながら、仲間同士で一緒に体操しています。
特に印象的なのは、部屋の外にまで聞こえる笑い声と「家ではこんな笑わないけど、ここに来ると笑っちゃう」という参加者の声。
ゆくゆくは講座を受けてない地域の住民さんたちも一緒に参加して、筆甫地区全体が元気に笑いながら過ごせる場所になっていって欲しいと願っています。
もしキッカケがあれば、あなたの身近な地域でも、元気で笑顔の地域の住民さんたちを
増やすことはできるかもしれません。
応援いただくリターンの中には、『仙台や東京での研修会』もあります。
りぷらすと一緒に、どうやったら住民さんと専門職がより良い関係性を気づきながら、活動していけるかを一緒に考えてみませんか?