5月中旬から本格化した新茶の収穫作業もいよいよ終盤を迎え、今年度最初に収穫した茶葉の荒茶加工※が完了しました!(≒ 2019年度の新茶ができあがりました!)
思いめぐらせると、今年度は冬のひどい水不足、4月の冷害・霜害、5月の雹(ひょう)害と、茶葉にとっては大変に厳しい環境が続きました。
ワインのボジョレー・ヌーヴォーのように、日本茶も当然毎年できあがりや品質に大きな違いが生まれます。
そのため、環境が厳しかった今年度の新茶は、
「うまくいい味に仕上がってくれているか、不安だなぁ…」
などと思っていたのが正直なところでした。
そのため、少しびくびくしながらまだ荒茶段階の今年度の新茶をささら屋メンバーで試しに飲んでみたのですが、、、
この新茶、あまみ・うまみが非常に良く出ていて、実においしく仕上がってくれていました!!
色々な逆境にめげず、出来る限りのケアをした甲斐がありました…!
厳しい環境をのりこえて、たくましくて力強い茶葉は、やはりその味も力強く仕上がってくれたんだなぁと、感動もひとしおです。
自信をもって『狭山茶らしい味の良さを誇るお茶』になったと思います。
このクラウドファンディングでの返礼品も、飲料用茶は全て今年度の新茶をつかったお茶をお送りします。ですので、もし宜しければ、飲料用茶葉のリターンを選んでご支援などを頂けたら、これ以上嬉しいことはありません。
この時期、このタイミングでしか楽しめない狭山の新茶、ぜひお試しください!
※茶葉は、摘み取ったばかりの生葉(なまば)、それを加熱して酸化酵素の働きを止める殺青(さっせい)と粗柔・乾燥を行った荒茶(あらちゃ)、そして、その荒茶から茎や粉を取り除き、最後の火入れ加工などを行った製品茶とおおよそ三段階に分かれています。