12月1日から実施していた「子どもの貧困を解決する冬の教育募金」プロジェクト期間が終了しましたので、ご支援いただいた皆さまにご報告をさせていただきます。 CFCは、経済的な困難を抱えている家庭の子どもたちに、学習塾や習い事で利用できる「教育クーポン」を提供しており、今回の冬の教育募金プロジェクトは、特に冬に受験を控える中学3年生、高校3年生を応援するために開始しました。 そしてこの度、個人・団体の皆さまから、目標としていた250万円を上回る、総額3,167,996円ものご寄付をいただきました。温かいご支援をいただいた皆さま、お知り合いに当法人の活動を紹介してくださった皆さまには、心から感謝申し上げます。ご寄付は大切に、子どもたちの学習の機会に活用させていただきます。 また今回ご寄付をいただいた方には、子どもたちへ「ためらいなく、希望通りの進路を選択できますように。」「たまには息抜きもしてくださいね。」といった、たくさんの応援の言葉をいただきました。早くも1月半ばとなり、これから子どもたちも受験本番を迎えます。ひとりでも多くの子どもたちが希望の進路を叶えられるよう、スタッフ一同、今後とも全力でサポートしてまいります。 ◆冬の教育募金 実施報告・実施期間: 2016年12月1日(木)〜2017年1月10日(火)・寄付総額: 3,167,996円
【プロジェクトの進捗のご報告】 新年あけましておめでとうございます。昨年、温かいご支援をいただいた皆様には、深くお礼申し上げます。私たちは、2017年も皆さまと一緒に、経済的な事情によって子どもたちの夢や進路が閉ざされない社会の実現に向けて、より一層精進してまいります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 さて本日、皆さまの温かいご支援のおかげで、目標としていた250万円に到達することができました。本サイトには皆さまから1,624,000円ものご寄付を、この他の現金等でいただいたご寄付も合わせると総額2,512,996円ものご寄付をいただいています。この度、温かいご支援をいただいた皆さま、お知り合いに活動を紹介してくださった皆さまには、心から感謝申し上げます。 なお、すでに目標金額は達成いたしましたが、本サイトでは1月10日まで引き続きご寄付を募集しております。当然、目標金額を超えた部分につきましても、教育クーポンの提供以外の目的に使用することはなく、一人でも多くの子どもたちに支援を届けるためのご寄付として大切に使用させていただきます。引き続きプロジェクト終了まで、ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【子どもから支援者の皆さまへの感謝の声】 僕は高校受験をひかえた中学3年生です。CFCクーポンを利用させていただけることになり、塾へ通わせていただいています。東日本大震災後、父は転職を余儀なくされ、経済的に塾に通うことが難しくなり、以前通っていた塾をやめざるを得ませんでした。それからは、成績も下がる一方で勉強を頑張る気持ちがなくなりつつありました。しかし、そんな時にまた塾に通う機会を与えていただき、志望校合格のため毎日勉強に励んでいます。いつか僕を支援してくれた方々のように、人のためになれる大人になりたいです。僕たちにたくさんの支援をしてくださり、本当にありがとうございました。(宮城県 中3 男子)
【プロジェクトの進捗のご報告】 12月も残すところあと数日となりました。 現在、皆さまから1,553,000円もの温かいご寄付をいただいております(進捗率62%)。また、この他にも現金等でご寄付をお預かりしており、総額では2,328,996円ものご支援をいただいています。この度、ご支援をいただいた皆様には改めて深くお礼申し上げます。 プロジェクト終了まであと2週間。目標金額の250万円まであと17万円のご寄付が必要です。引き続き、一人でも多くの子どもたちが希望の春を迎えられるよう、ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【大学生ボランティアからの活動のご報告】 (チャンス・フォー・チルドレンの活動の重要な役割を担っているのが、定期的に子どもたちの学習や進路相談にのっている大学生ボランティア「ブラザー・シスター」です。本日は、とある大学生ボランティアから子どもたちの様子をご報告します。) ◆クーポンで夢を取り戻した女の子 今日は、私が担当している高校2年生の女の子についてお話しします。部活や生徒会活動も勉強と同じくらい頑張っている子です。 クーポンは塾で、苦手な数学を克服するために使っています。そして「クーポンのおかげで、諦めかけていた夢を追うことができて嬉しい」と言っています。その夢とは、一級建築士になることです。 彼女は高校の国際コミュニケーションコースに通っているので、当初、私はてっきり将来英語に関わる仕事に就きたいのだと思っていました。しかし、実は、彼女は子どものころから工作好きで、牛乳パックで家の模型を作ったりしていたそうです。一級建築士になって、大好きなおばあちゃんのために、家を作ることが彼女の目標です。 しかし、建築士になるためには理系でなければなりません。文系の彼女は数学が苦手ですが、以前は塾に行く余裕もなく、一度は建築士という夢を諦めかけたと言っていました。 そんな時、お父さんに勧められてチャンス・フォー・チルドレンに応募。応募書類には米粒ほどの小さな文字をぎっしり並べ自分の思いを綴ったそうです。クーポンを手にして、彼女は再び一級建築士の夢を追い始めています。 ◆塾に行き始めて・・・子どもに起きた変化 「塾に行き始めて変わったんです、私」。 それが前回の電話面談で出た言葉でした。彼女の通う塾には、生徒が自由に使える学習室があります。先生に教わるだけではなく、自学自習に励む仲間の姿を目にして、「自分も負けていられない」と思ったそうです。 ひとりで勉強していた頃は注意散漫になることもよくあったそうですが、周囲に刺激を受けて、今は集中して勉強できるようになったと教えてくれました。 苦手な数学の克服だけでなく、得意な英語力を磨くことにも余念がありません。いつかはアメリカ留学してみたいとも言っています。建築と英語。2つの武器を身に付けて世界に羽ばたく彼女を見る日が来るかもしれない。私はそう信じています。
【プロジェクトの進捗のご報告】 プロジェクト開始から2週間が経過しました。現在、皆さまから1,412,000円もの温かいご寄付をいただいております(進捗率56%)。また、この他にも現金等でご寄付をお預かりしており、総額では1,707,622円ものご支援をいただいています。この度、ご支援をいただいた皆様には改めて深くお礼申し上げます。 引き続き、一人でも多くの子どもたちが希望の春を迎えられるよう、ご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------- ◆クーポンを利用している子どもたちの夢「地質学を学び、防災に貢献したい」(高校3年生男子・岩手県釜石市) 「私の将来の夢は、地質調査にかかわる研究をすることです。 きっかけは、2011年に起きた東日本大震災の巨大地震や津波は多くの専門家が「想定外」と言っていたが、東北大学の研究グループなどによって西暦869年に東北地方で発生した巨大地震の地質学的研究がされており、2011年の巨大地震の発生は必ずしも予想できないものではなかったという事を知ったからです。 古文書などの書物に記述されていない歴史も、巨大地震の証拠である津波堆積物を調べ、過去の巨大地震や津波の発生履歴を調べることで推測できます。私の住む地域も被災して多くの親族や知人を失いました。まずは、地質学を学べる大学を目指して、受験勉強を頑張りたいです。」
こんばんは!学生インターンの巻渕伶奈(まきぶち・れな)です。 本日12/15(木)、CFCのボランティアが中心となって、東京・丸の内で街頭募金活動を行いました。今回の募金活動は、現在CFCが実施している「子どもの貧困を解決する冬の教育募金」プロジェクトの一環として、一人でも多くの受験生が厳しい冬を乗り越え、希望の春を迎えられるよう実施しました。 厳しい寒さの中での街頭募金活動でしたが、多くの方のご協力のおかげで総額3万4482円ものご寄付をいただきました。今回の活動を通じて、小さなお子様からお年寄りの方まで、様々な方から温かいお声がけをいただき、CFCで活動を続けていく上での新たな動機付けとなりました。 また、私自身も母子家庭育ちのため、子どもたちのためにお力添えいただいた皆さまの存在を、とても心強く感じました。今後も、子どもたちの夢や希望のために、学生の私ができることを精一杯続けていこうと思います。 寒いなか足を止めてくださった皆さまには、重ねて感謝申し上げます。いただいたご寄付は、大切に経済的な困難を抱えた子どもたちの教育支援に使用させていただきます。 ◆街頭募金活動の実施概要 ・開催日時: 2016年12月15日(木)13:00~15:00・場所: JR東京駅丸の内南口 東京中央郵便局 周辺・寄付総額: 34,482円・寄付金の使途: 経済的な困難を抱える子どもたちが塾や習い事で使用できる教育クーポンの費用等・ボランティア人数: 6名