応援して下さった全ての皆様へご報告があります。
この度、私たちは、経営していた事業「居酒屋花」から撤退することになりました。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
ごめんなさい。
経緯を説明致しますと、元々居酒屋花はオーナーと、オーナーとは別で出資した方がおられ、オーナーは名義のみ、実質の経営は出資した方が行っていました。しかし、グランドオープンもしておらず経営状態が芳しくない状態が続いており、私たちがネパールに来たタイミングでオーナーから良かったら経営してみないかというありがたいお話を頂きました。ひとまず2020年5月までの契約で契約金を支払い、ネパールに来て1カ月足らずで私たちは事業を始めることが出来ました。
右も左も分からない状態で始めた居酒屋事業でしたが、周りの人々に恵まれ一度も赤字を出すことなく、孤児院にも寄付ができるという理想の形で経営維持することができていました。
現在ネパールはロックダウン中でお店は開けられず、売り上げは厳しい状態が続いておりましたが、私たちは今後も経営を続けていきたいと考えており、契約完了となる今年の五月に再契約をしたいと思っていました。しかし、新型コロナウイルスの状況も重なり出資者との再契約も双方で合意が出来ず、結果的に手を引く形となりました。
私たちはこの日々がいつまでも続くものだと考えておりましたが、たった1日で全てが変わってしまいました。
結局は自分たちの力不足です。「もっとお金があれば・・・」「もっと力があれば・・・」と、悔やむばかりで、何も出来なかったのです。
私たちは5月いっぱいで退去という契約で、ネパールのロックダウンも重なり身動きができない状態でした。幸いなことに5月22日に日本行きのチャーター便があったので、それに乗って一時的に日本に帰国しました。
今後の方針としましてはネパールのロックダウンが緩和し、ある程度国が回復・機能するまでの半年ほど日本で資金集めをし、スタートしかけていたアパレル事業を再スタートします。
事業は変わってしまいますが、この一年で培ったものを存分に発揮できるようしっかりと日本でやれるべきことをやります。
孤児院への応援が止まってしまうのでこの半年は個人で応援しつつ、半年後にアパレル事業を再スタートするタイミングで純利益の10%を寄付しようと考えています。
最後に、行ってこいと背中を押してくれた199人の出資者の方に謝っても謝りきれません。
それでも今の私たちには、経緯と謝罪をすることしか出来ません。
改めて、申し訳ありませんでした。
それでも私たちは懲りずにネパールで挑戦を続けます。
もしよければ、こんな私たちですが今後も温かく見守っていただけたら幸いです。
リターン商品の発送予定が3月でしたので、一部滞ってるものに関しましては、状況が落ち着き次第順次発送させて頂きます。ご迷惑おかけしますがもう少々お待ちください。
最後までご覧くださり本当にありがとうございました。
私たちの挑戦はまだまだ終わりません。
「出来るか出来ないかじゃない、やるかやらないかだ」「明日死んでもいい人生を」
二人で誓ったこの想いをこれからも忘れず、諦めずに生きていきます。