支援者インタビューは、今回のプロジェクトにてご支援頂いた方に直接お礼をお伝えしつつ、リバ邸になぜ支援して頂けたのか、どんな想いがあるのかをお伺いする企画です。
支援者プロフィール「居候男子/木津歩」
名前:木津歩(以下:木津)
活動:コミュニティを旅する居候男子。月一引越しの移動生活を実践。
Twitter:https://twitter.com/ayumukizu
以下、インタビュー形式でお送りします。(敬称略)
「所有しないことのメリット」ではなく「所有することのデメリット」
ぼり:木津っち、ご支援ありがとう!支援してくれた理由を教えてほしいです!!
木津:リバ邸のメンバーが粋だなぁって思ってるから。粋っていう言葉についてはいろいろ捉え方はあると思うんだけど、伝わる人には伝わると思うので、深くは触れないでおきます。笑
ぼくは正直、クラファンの本文読んでないし、リバ邸の活動を深く理解しているわけではない、けど仕掛け人の人を応援しているから支援したよ。
ぼり:斜に構える〜〜〜〜!でも、好き。笑
木津っちは普段、1ヶ月で拠点を変えて常に移動する生活してると思うけど、そこについてはリバ邸の生活にも共通するなって思ってる部分がけっこうあって。
生活を組み立てていく上で、「所有」って負担になって次の行動を起こしにくくなると思ってて。
所有せずにシェアする生活を通して感じるメリットとかことってある?
木津:所有しないメリットって言われると難しいんだけど、逆に所有するメリットがそもそも少ないんじゃないかなって思ってる。
まず前提として、ものを持たないことのほうが幸福度が高いと思っていて。
そもそも、生きるのに必要なものって実は少ない。
でも、なんとなく一人暮らしが当たり前だと思ったり、いろいろな物が必要だと思ってもってしまっていて。
シェアハウスで生活してたりすると自分で持っていなければいけないものが必然的に少なくなるので、本当に自分だけに必要なものだけを持つことになるよね。
そうして所有を減らすことで思考がクリアになって、自分にとって本当に必要なものだけを大切にできるようになっていくなって思う。
ぼり:あー、確かに。そもそも所有が前提になってる感じはあるよね。でも、実際ほんとに自分だけで所有しておく必要があるものって確かに少ない。
そもそも人生は社会と関わって成り立つものだと思うから
ぼり:あと、シェアハウス生活してたら、「キレイの基準」とかも人とは全然違って、自分の当たり前が当たり前じゃないことに気づくじゃない?
それが結構自分の心の成長に繋がると思ってるんだけど、どうだろう?
木津:あ、それもすごいシェアハウス生活の魅力だよね。
シェアハウスで生活してたら、ネガティブな意味ではなく思い通りにいかないことって結構ある。
キレイの基準とかももちろん違うし、キッチンとかシャワーとかも自分の好きなタイミングとかで入れないこともあったりする。
でも、そもそも人生とか社会の中で生きてるってそんなものだと思うんだよね。
ぼり:おお、壮大。
木津:さっきの所有についての話にも近いんだけど、物を持つことにしても、人間関係にしても、全て自分の予定調和になるってこと自体が本来不自然なことだなぁと思う。
「一人の時間がほしいからシェアハウス生活とか無理」って人もいると思うんだけど、それは人前と自分ひとりの時間でONとOFFを切り替える前提になっちゃってるから苦しさがあるんじゃないかなって。
もし「一人で生きていく」って前提であればそれでいいのだけど、究極一人で生きていくことはできないから、ONとOFFを切り替えなくても常に自然にいられるように自分を変えていった方が生きやすいんじゃないかなと思ってる。
社会の中でどうにか自分の思い通りにできるものを確保するために頑張るんじゃなくて、柔軟に対応すること自体を自然にしていくことのほうが社会で生きていくことにおいて重要なんじゃないかなって。
そーゆーことに気づけたから、シェアハウス生活を体験してみてよかったなって思う。
ぼり:あー、確かに。俺も割と一人の時間を確保したい(ペースを守りたい)人なんだけど、やっぱりONとOFFの差に疲れちゃってた部分はあったかも。
シェアハウス生活で過ごしてきて昔よりは慣れてきたし、人と人生自体をシェアする感覚を学べたの、すごい大きいわ。
「リバ邸の価値」みたいなのについてもなにか思うところとかあったりする?
木津:リバ邸は人生の助走期間を過ごすところってイメージなのだけど、そういった期間に人と生活をシェアすることによって、自分の当たり前が当たり前でないことに気づくことができたり、自分以外の人の考え方を取り入れて成長することができる。
自分ひとりで思いつくこととかって限界があるから、いろんな人の視点に触れられて、自分の考えだけに凝り固まらない環境ってすごく大切だと思う。
生活をシェアするだけじゃなくって、価値観とかもシェアできる場所って大事だと思う。
ぼり:一人で考えられることってやっぱり限界あるもんね。
それこそ、リバ邸は「こういう人に来てほしい!」みたいなのがなくていろんな人がいるから、いい意味で自分が本来会うような人ではなかった人と出会える場として機能していくのかも。
ありがとう!これからもよろしくね!
活動報告
現在の当プロジェクトの進捗は以下となっております。
残り日数 16日
支援金額 1,003,888円
支援者数 143人
達成率 77%
引き続き、ご支援のほどよろしくお願い致します!!