2020/12/02 01:22

クラファン活動の報告ではありませんが、漫画Artist青徒にとって非常に大きな出来事がありましたので、こちらでも報告させていただこうと思います。

僕の漫画・絵の師匠、ひろき真冬先生の個展に行って参りました。



ひろき真冬先生とお会いするのは、実に10年ぶり。
最後にお会いしたのは、シーザノケepi.1を描いた頃の2010~2011年頃だったと思います。

クラファン支援者の皆さんはご存じの事と思いますが、僕は20代、大変なお金の問題に巻き込まれており、27~28歳にかけて命の終わる危機もありました。
「あんなに多く深くの事を教えていただいたひろき真冬先生に、僕は何者かになれた報告も出来ず、再度お会いすることも出来ず死んでいくのか…。」という悔しさが、当時強く強くありました。
お会いしに行けるお金も時間も、この10年、ありませんでした。
ひろき先生の他の教え子・ゼミ生の先輩後輩は、とっくの昔に若くして結果を出している方々が沢山居ました。

自分だけが、何者にもなれず、ひっそり死にかけている…。
あんなに目をかけていただいたのに…。


そのしこりのような思いを抱えたまま月日は過ぎていくのですが、今年、ひろき先生の個展が開かれることをTwitterで知りました。

「行くしかない」と、即決しました。

もう2度とお会いすることが出来ないかもしれないと思っていた師に、会えるチャンスがある。
僕にとっては本当に、一大イベントでした。


ひろき先生は「Manga Artist」であり「イラストレーター」なのですが、音楽もたしなまれていて。

この個展会場でアコースティックギターの弾き語りライブを行ってくださいました。

実は昔にも、1度だけひろき先生の弾き語りを聴くチャンスがあったのですが、それも金銭問題の為に聴けなかったのです。
それがずっっっと、心残りだった。
僕も作詞作曲をしていた時期もありましたし、とにかく先生の思考一言一句がまさに自分の心を表しているようで、勝手ながらとてつもないシンパシーを感じていたのです。


ひろき先生がライブを始めた1曲目で、僕はもう堪えきれなくて泣いていました。


生きてこの場に来れた事が嬉し過ぎて。


…泣くタイプの曲目じゃなかったんですけどね(´;ω;`)笑
写真も撮れませんでした。先生の姿を目に焼き付けるのに必死で。
(ギター持ったカッコイイ先生をお見せ出来ずスミマセン!!!!(´;ω;`))


この日、僕は自身の人生において、あれからずっと拾えなかったものを、ようやく拾えたような気がしました。


師からのサイン。



木炭鉛筆を削る師。



ひろき真冬先生は、僕に「アナログスクリーントーン」の極意を叩き込んでくれた師です。

シーザノケepi.2『起』の1ページから23ページまでは、全てアナログで仕上げているのですが、これはまさにひろき真冬師直伝のアナログトーン技法を使って仕上げています。
アナログトーンの技術に関しては、この方の技法を超える人は居ないと思っています。







(↓こちらは僕のアナログ原稿)




世界一だと思っているアナログトーンの師匠に教えていただいた訳ですから、僕もそれを受け継ぐものをつくらねば…と、10年ずっと思ってました。

ただ、現在自分は「デジタルトーン」に変遷しています。

これは本当に今年に入って思い始めたことなのですが、
「自分はデジタルトーンに移行したのだから、師の技法を学んだ者として、デジタル技法で師を超えねば」と、自分に言い聞かせるようになりました。

まだまだ、ひろき先生に教えていただいた範囲内の事しか、自分は出来ていない。
自分なりの新たな解釈で、新たな表現や技法を生み出していかねば。
…なんだか職人の師と弟子みたいな感じですが(笑)、それが出来たら、ひろき真冬の弟子としてDNAを次の世代に残せるかな…なんて思う訳です。
…僕が勝手に思ってるだけですけどね!笑



そんなひろき真冬師匠。

きっと僕は、あなたを愛しております。

次はまた、更に成長した姿で先生の御前に馳せ参じたく思います。


ここまで読んでくださった皆様、どうもありがとうございます。
僕の長話に付き合ってくれて。笑


最後に、ひろき真冬先生の画集を紹介いたしますよ!
上記画像の作品が載っている先生の画集はこちら!

『Apples』


原画の方が何倍もすごいのは言うまでもないんですが…しかし、どうぞこちらの画集もぜひ。
Amazonリンク『Apples』/ひろき真冬


それでは【番外編】、これにて締めたく思います!
ありがとうございました!!!

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