プルシアンブルー精製実験の第3回目です。前回作った溶液に、硫酸鉄Ⅱ(緑礬・ローハ)を入れます。緑礬は建材や家具の塗料、陶磁器や漆器の顔料として昔から使用されてきたものです。写真のように綺麗なエメラルドのような色をいしています。 水10:硫酸鉄1の割合で、水溶液を作ります。入れると化学反応してもくもくしてきます。そこに、希塩酸を入れます。中和がおき、プルシアンブルーが出てきます。 写真からも伝わるように、ものすごくしゅわしゅわします。全部の中和が終わるまで待ちます。それを濾過します。するとプルシアンブルーが取れます。元々豚のレバーでしたが、こんなに綺麗な紺青が出来ます!引用元https://sites.google.com/site/fluordoublet/home/colors_and_light/prussian_synthesis先行研究者山猫だぶサンチーム様twitter @fluor_doublet
こんにちは!C-jiです! さつま揚げにスイートチリをかけると最高なんです!タイ料理で食べてからハマっています!さて、前回の続きを書いていきます。 ⑦バーナーで加熱する。 バーナーを使用し、試験管を加熱します。しばらく加熱すると中身が赤くなってきます。今回は10分加熱を行いましたが、最中に発生するガスには多量のアンモニアが含まれているため、ひどく嫌な臭いがします。熱分解と同時に、ディッペル油と言われる油分が蒸留されます。 ⑧試験管を冷ます。 ⑨試験管を割り、中身を取り出す。炭になったものを砕いて、細かくします。⑩水で溶きます。 ⑪それをろ過させます。ろ過すると、このような黄血塩溶液をつくることができます。今回はここまでです!凄く根気と手間がいる作業なのですが、頑張って取り組んでいきたいと思います!引用元https://sites.google.com/site/fluordoublet/home/colors_and_light/prussian_synthesis先行研究者山猫だぶサンチーム様twitter @fluor_doublet
こんにちは!C-jiです! 蚊に12ヶ所も刺されて、全身痒すぎます…さて、いよいよプルシアンブルーの精製実験を始めました! ①今回は豚のレバーを使用します。それを5mm角に細かく刻みます。 ②フライパンで炒めていきます。このあたりから、すごくいい匂いがしてきます。誘惑に負けそうになります。 大分、水分が飛んできました。 今回は335gの豚レバーを使いましたが、中火(焦げるといけないので)で17分加熱しました。 ③レンジで加熱します。 炒め終わった後、電子レンジ700wで3分×3回加熱し、完全に水分を飛ばします。④粉状にする。 その後、根気よくすり潰して粉末にします。今回はレバーの量が多かったので2時間かかりました。⑤レバーの粉と硫酸カリとベンガラを5:10:1の割合で混ぜます。本当は炭酸カリを使いますが、今回はホームセンターなどで簡単に手に入る硫酸カリを使用しました。どう違うかというと、炭酸カリがカリウム100%なのに対して、硫酸カリはカリウムが50%なのです。またベンガラは東急ハンズで購入しました。陶芸や漆器の色付けなどに使われるそうです。 ⑥混ぜたものを試験管に入れます 試験管半分ほど、混ぜたものをいれます。その後、紙で栓をします。コルク等で密閉にしてしまうと破裂の可能性があるので気をつけてください。次回はこれをバーナーで加熱します!お楽しみに!引用元https://sites.google.com/site/fluordoublet/home/colors_and_light/prussian_synthesis先行研究者山猫だぶサンチーム様twitter @fluor_doublet