私はこの保養で手伝ってくれるスタッフに「これは支援ではない」と伝えています。
みんな地球の子どもじゃんの活動のひとつに「パパに会いたいプロジェクト」があります。
これは、私が行った自主避難のアテンド。
その自主避難の多くが母子避難であり、父親は2重生活を支えるため福島県にひとり残ります。
離れて暮らす子どもたちへパパを届ける活動を行って来ました。
これは原発事故による放射能被害がもたらしたもの。
そこで暮らすのか新しい土地で暮らすのか、何を食べるのか・・・
判断は人それぞれであるべきだと思いますが、そうした家族は多く
福島県からの避難者数は31,608 人(2019年7月1日 時点)
実際にはもっと多くの人々が避難生活を余儀なくされています。
一方、私は毎日家族と共に過ごしています。
私の4人の子どもたちは毎日元気に遊びまわっています。
この当たり前の幸せは奇跡。
もしかしたらあの時、もしかしたら明日・・・私たちの身に起こるかもしれない。
現場を見てきた私はその思いが消えません。
私に何かあれば私は福島の人たちに「助けて欲しい」と頼るかもしれません。
だからこれは支援ではなく「お互い様」なのだと思うのです。
その思いは参加するスタッフも同じであり
だからこそ「とにかく楽しいキャンプを」とみんなで遊んじゃいながらも
子どもたちのために、ただただ夏休みを楽しんでもらうためだけに全力を注ぎます。
そうして笑顔あふれるキャンプだから、たくさんの「ありがとう」で溢れます。
乗馬で協力頂いてる十和田乗馬倶楽部さんへ
募金箱を置いていただいた地元商店街「焼き鳥かがみ」さんへ
食材を提供頂いた「SKOS合同会社」さんへ
野菜を提供頂いた農家さん「ヤスコ」さんへ
参加するスタッフへ
などなどたくさんのありがとうのメッセージが、福島県から参加されたみなさんから届きます。
青森のみんなも、思いっきり遊んで笑って、新しい友達が出来て、楽しい夏休みを過ごしています。
ありがとう!を言うのはこちらのほうかも知れません・・・
皆さまへご支援をお願いするのもあと2日となりました。
たくさんのありがとうと笑顔のために、ご協力をお願いします。