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コココーララボvol.2『助走』7月5日[金]~7日[日]開催@神保町 試聴室

荒悠平、松田弘子、山内健司 、加藤仲葉による作品制作の研究所。演劇作品を作り上演するとはどういうことなのかを改めて見つめ直してみようという試みです。荒悠平が書いた戯曲『コココーラ』を上演するまでの間、企画の立ち上がりから上演までの取り組みを考えたり、疑ったり、その様子を公開、アーカイブしたりします。

現在の支援総額

44,000

22%

目標金額は200,000円

支援者数

11

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/06/14に募集を開始し、 11人の支援により 44,000円の資金を集め、 2019/07/04に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

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コココーララボvol.2『助走』7月5日[金]~7日[日]開催@神保町 試聴室

現在の支援総額

44,000

22%達成

終了

目標金額200,000

支援者数11

このプロジェクトは、2019/06/14に募集を開始し、 11人の支援により 44,000円の資金を集め、 2019/07/04に募集を終了しました

荒悠平、松田弘子、山内健司 、加藤仲葉による作品制作の研究所。演劇作品を作り上演するとはどういうことなのかを改めて見つめ直してみようという試みです。荒悠平が書いた戯曲『コココーラ』を上演するまでの間、企画の立ち上がりから上演までの取り組みを考えたり、疑ったり、その様子を公開、アーカイブしたりします。

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はじめに・ご挨拶

ダンサーの荒悠平、俳優の山内健司・松田弘子、制作の加藤仲葉の4人によってたちあがったこのプログラムです。この文章は、制作の加藤が書いています。

ある日、荒さん(※1)が書いてみた戯曲『コココーラ』 (※2)。これを見たマチコさん(※3)が面白いと言い、上演しようと宣言して、山内さん(※4)に声をかけました。そして、私(※5)にも声がかかり、この4人が集まりました。それが、2018年の年始から夏にかけてのことです。

※1 荒さん…荒悠平(あら・ゆうへい)
※2 『コココーラ』あらすじ…公演で話している中年の男女。二人は友達で、男の妻は入院しているらしい。とりとめもなく揺れる心と無駄話による二人芝居。
※3 マチコさん…松田弘子(まつだ・ひろこ)
※4 山内さん…山内健司(やまうち・けんじ)
※5 私…加藤仲葉(かとう・なかば)


このプロジェクトで実現したいこと

コココーララボvol.2『助走』上演にむけて、この『コココーララボ』という試みをいろんな人に知ってもらいたいと考えています。この試みに共感して気軽に味方になってくれる人、手を添えてくれる人がいたらとても嬉しいです。

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コココーララボvol.2『助走』@神保町 試聴室
2019年7月5日[金]19:00
2019年7月6日[土]14:30|19:30
2019年7月7日[金]19:00

■料金:一般3,000円(1ドリンク付)、学生1,500円(1ドリンク付)
■プログラム:
・荒悠平 作・演出/松田弘子・山内健司 出演『コココーラ』ショート・バージョン(新作)
・荒悠平ソロ『七月は六月の続き』
・松田弘子ソロ『駅と音楽』
・山内健司ソロ『エピローグ以降』
・『コココーララボ』に関するメンバートーク
※上記プログラムすべてで2~2.5時間を予定しています
※上演の順番は未定です
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コココーララボvol.2『助走』関連企画
荒悠平ワークショップ@神保町 試聴室
2019年7月7日[日]14:00~17:00(予定)
■料金:参加費2,500円(1ドリンク付)、見学費1,500円(1ドリンク付)
■プログラム:
ダンサー荒悠平によるダンスワークショップ。
しぐさや振る舞いをどのように「作品」として成立させるか、能力の高さではなく調整の妙としての「技術」について一緒に考え、試行錯誤をしてみましょう。
※参加者定員は5名。中学生以上の方であればダンス未経験者の方も歓迎です!
※見学予約も受付中!
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予約はこちら:https://www.quartet-online.net/ticket/cococolalabo2
詳細はこちら:https://twitter.com/cococolalabo
       https://co-co-co-la.wixsite.com/cococola
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プロジェクトをやろうと思った理由

ここで、戯曲『コココーラ』を書いた荒悠平さんのコメントを紹介します。

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面白いことをやろうぜ! という、大きくも小さくもない気持ち、数人によるなんとなくの合意から始まる「舞台」というものは、その初期衝動はいつだってポジティブです。けれども続けていくうちに大人の事情や世知辛い人間関係といった諸々がストレスになって何やってんだかよくわからなくなってくる。それはありふれた話で、でも、そういうのじゃないところに舞台の本質的な面白さはあるはずです。少なくとも、そう信じたいじゃないですか。

 ここに『コココーラ』という戯曲があります。ある日僕がポンと書いてみた戯曲です。これをマチコさんに見せたら面白いと言ってくれて、上演しようと宣言して、山内さんと加藤さんを集めてくれました。

それでも最初はこれ面白いのかな、どうなのかな、という不安もあったし、こっそり、みたいな感じで昨年ちょっとしたイベント(※6)をやってみて、そうしたらこれがすごい楽しかったんですよ。僕らも、お客さんも。僕たちが舞台に対して抱いてる疑問みたいなものは意外とたくさんの人が抱いてる疑問なんだということもわかりました。面白いものを作るのにストレスって不可欠じゃないんだという希望も見えました。

***********
※6 昨年のちょっとしたイベント(コココーララボvol.1)について…2018年9月に高円寺K'sスタジオで行われたコココーララボのキックオフイベント。4時間の公開稽古と『コココーラ』リミックスバージョンの上演、トークを行った。観客が書いたメモに出演者たちが答える「お便りコーナー」もあり、ラジオ番組のようなゆるい交流が起こりながらも公演というスタイルは維持するという不思議なバランスの企画だった。
***********

 舞台って、例えば映画と比べたら値段高いです。映画みたいに一日に何回もやらないし、一ヶ所でしか上演してないのに上演期間も大抵僅かです。だからってわけじゃないけど、舞台人は一度の舞台にものすごい情熱を注ぎます。

 でも、出演者やスタッフは作品を深く理解するにはあまりに短いリハーサル期間しか与えられていないこともしばしばです。作家とのコミュニケーションが上手くいかない状況は頻発します。それでも良い舞台をやるぞ! ってみんな強火で頑張って、本番が終わると燃えカスみたいになってしまう。脚本の上がりが遅くて役者の負担が増えて万全な体勢で本番に臨めないとか、影で良い仕事をしているのに報われないとか、変な力関係が座組内にあるとか、全部、あるあるです(舞台業界だけの話じゃないけどさ)。

ほんとは、そういうネガティブな要素がなくても良い舞台できるはずなんです。

 なんとなく慣習になっていてあきらめてしまっていることも見つめ直してみる。やり方を変える試みとか、考えたこととか、それらをコココーララボでは積極的に公開していくことにしました。


舞台業界は良くも悪くも作り手と観客の距離が近い世界です。いろんな線を越えて味方を増やしたい、良いものはシェアしたい。そう思って、今回クラウドファンディングもやってみることにしました。資金面ももちろんですが、試みをいろんな人に知ってもらうことやアクセスできる方法を増やすことが目的です。

 僕らの試みに共感して気軽に味方になってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。


 さて、昨年のイベントがウォームアップからスタートラインに立つまでだったとしたら、今回は来年やるつもりの本公演に向けての大いなる助走です。自分で言ってしまうけど、これは見応えのある助走です。思い切り手足を振り回しながら、今できる失敗は全部試して(だけど失敗のクオリティも高く!)来年ギュッとまとめて形にする前に、今年は(今回の公演は)できるだけ可能性を広げてみたいと思います。『コココーラ』だけじゃなくてソロの作品とかもやるのは、可能性を広げたいからです。和食の料理人がフレンチや中華料理を勉強するとなんかいろいろいいよね、みたいな前向きさです。

 松田弘子ソロ、山内健司ソロ、ふたりによる『コココーラ』ショート・バージョン(新作)、おまけに荒悠平の短いソロとワークショップ。本気のトライアルです。


 作品としても、企画のドキュメンタリーとしてもきっと面白いから、ぜひ来てください。

***********


これまでの活動

2018年5月 荒、山内、松田、加藤で『コココーララボ』をたちあげる。稽古開始。
2018年9月 高円寺K'sスタジオにて『コココーララボvol.1』を開催。
      4時間の公開稽古と『コココーラ』リミックスver.の上演、トークを行った。

2019年5月 コココーララボvol.2『助走』の開催を決定。稽古開始。
2019年7月 コココーララボvol.2『助走』開催。

2020年に『コココーララボ』全編公演を検討中!


資金の使い道

集めた資金は、コココーララボvol.2『助走』の運営資金とさせていただきます。

舞台公演を行う際は、いただいた入場料をもとに運営を行います。

例えば、一般観劇料金2,500円の公演だった場合。
50席定員の公演が満席になれば、50名×2,500円で125,000円。
4公演行った場合、125,000円×4公演で500,000円。

収益を見ると結構集まるものだなあという感じもあるかと思います。

では、支出はどうかというと

・劇場使用費(本番日以外にリハーサル日にも使用料がかかります)
・舞台監督費(人件費、資材費)
・音響費(人件費、機材費)
・照明費(人件費、機材費)
・舞台美術費(人件費、資材費、廃棄費)
・小道具費
・稽古場使用費
・運搬費(荷物、資材等)
・宣伝美術製作費(デザイン人件費、印刷費)
・作・演出人件費
・出演費
・制作人件費

など、など…ざっとあげてみてこんな感じですが、他にも様々な項目があります。
一般2,500円のチケットで50人入場いただき、4公演する…ということだけでは到底払いきれる金額ではありません。とはいえ、チケット単価をあげればよいか、といえば、そういうわけにもいかず。。。こうした状況をどうにかできれば、という思いもあり、今回、ご支援いただける方を募ろうということになりました。
「お金と公演」ということに関してもこのプロジェクト内で様々に試行錯誤したり言葉にしていこうと考えているので、その点でも見守っていただけたら幸いです。なお、本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、公演は開催し、リターンもすべての方にお届けします。

リターンについて

・1000円コース ①
 稽古レポート:稽古の様子の中から、ちょっとしたレポートをお届けします。

・1000円コース ②
 コココーララボvol.2『助走』の台本セット:今回公演で上演する4作品の台本セットをお届けします。

・5000円コース
 コココーララボvol.2『助走』公演予約+台本セット+稽古レポート:7月5日、6日、7日に行われる公演のチケット予約と、台本セット、稽古の様子の中からちょっとしたレポートをお届けします。
こちらは、各回10名ずつとなっています(1名様の支援につき1名様分のお席をご用意します)。


実施スケジュール

現在始めている稽古の様子を順次お知らせいたします。そして、こちらのクラウドファンディングページでも随時情報を更新してまいります!


最後に

自分たちが関わっていること、手掛けていることの現状をあらためてみつめ、確かめなおし、進んでは戻りということをしながら時間をかけてこの企画を進めていきたいと思っています。気になる方、ぜひ、ご支援いただき、見届けていただけたら嬉しいです!


最新の活動報告

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  • こんにちは。コココーララボの加藤です。今日は、今回のリターンでご用意している「稽古場レポート」の一部を抜粋してご紹介します!以下にアップする内容はほんのほんの一部で、ご支援いただいた方にはさらにボリュームのある内容をお届けします。自分がしていることを具体的に「言葉にしていく」と、その言葉を受けた周囲の人たちからもまた新たな「言葉」が生まれます。そのやりとりを繰り返すうちに、互いになんとなく感じ取っていたものがはっきりと立体的に立ち上がってくるような、しっかりと実態をつかめるようになるような、そんなことが稽古場では頻繁に起きています。これが、コココーララボで一番大事に取り組んでいることでもあります。このやりとりをテキスト化してみたものが、今回の「稽古場レポート」です。稽古場でのやりとりをテキスト化することでどんなふうに伝わるのか、受け取ってもらえるのか、その先でどんなことがおこるのかを私たちも楽しみにしています。それでは、「稽古場レポート(抜粋)」どうぞご一読ください!********************おたよりコーナーは、コココーララボの稽古の合間に行われる。稽古場見学に来た人が稽古を見ながら小さな紙に書いたことを題材に話をする。小さな紙は「おたより」と呼ばれる。誰が書いたかは記入しなくてよい。ただ、筆跡などですぐばれる。内容は個人的なメモでも感想でも質問でも、なんでもよい。この日は花さんが稽古場見学に来てくれた。6/20 19:15.荒  おたよりコーナーの時間です。世間話も交えながら進めますね。山内 世間話もね。松田 はい、おたよりコーナー。読みますね。「山内さん プリセットのときは、何が内で起こっているのですか?」花  はい、あの、健司さんの…山内 俺への質問だ…。花  そうです。「プリセットがうまくできない」みたいな話の時は、健司さんの中で何が起こってるんですか?っていう疑問。※(※この会話の直前、冒頭シーンの稽古をしていた。山内演じる“守”が松田演じる“琴子”に実演を交えて“夢”の話をする場面。始める前に、山内が「準備したいです」と言って、何秒か時間をとったときのことについての質問。ちなみに、コココーララボWEBでは戯曲を読むことができます)山内 えっと、説明できるかな。その前の状況っていうか、あの…楽しいって感じについて。前のバージョン※のときは割と、登場人物の二人が落ち合ってからそんなに時間が経ってないってところでこのシーンがあったんですよ。それで、俺がここで大ボケをかます、みたいな、ノリというか、大がかりな小噺って感じでここを進めてたのね。だから、その前段階の楽しい状態みたいなのを演じるときに「楽しくなるには楽しくなるには」って自分に問いかけてて。このシーンはマチコ(松田のこと)との遊びで、俺が楽しませるわけじゃない? でも、俺が楽しませるっていう集中力とか体の状態とかが全然なくて…全然うまくできないからそれをどうにかする、っていうのが今のプリセットでやってたことです。(※前のバージョン…2018年に上演したリミックスバージョンのこと。このバージョンは2019年バージョンとは始まり方が異なっており、別のシーンから夢の話につながっていた。一方で、2019年バージョンは突然夢の話から始まる)花  なるほど。山内 で、その楽しませるぞ、っていうのを、具体的にどうしようかなと思って。ちょっとこれを言うのは恥ずかしいんですけど、えっと、とりあえず、マチコと遊んで楽しいときってどんなだっけな、って感じのこと、ちょっと考えて。松田 (笑)あれ、そうなの?山内 うん、ああそうだそうだ、こんな感じだ、って。今は、ちょっとこれも説明してしまうのは恥ずかしいですけど、マチコと腕相撲したらどうなるかなってことを考えたんです。そうしたら、マチコは誘ったら、モジモジしながらきっと乗ってくるだろうなと想像できて。マチコと腕相撲している感じでこのスタート姿を思い浮かべたら、俺の体と気持ちのプリセットができて、つまり楽しませるって状態になれるぞ。よし、はい、OKです。っていうのが今やってた作業でした。松田 へえ。おもしれ〜。荒  へえ〜。山内 (笑)恥ずかしい! これ言わないよね、普通ね。花  私も勇気を出して聞きました。山内 あ、違う違う。聞いてくれるのはいいんだけどね、もちろん。普段こういうの役者は説明しないよね。荒  でも、なんか今の話はすごく役者の仕事って感じがしますね。その、なんか、想像して状態を作る…松田 その想像はどういう道筋でもいいんだよね。最終的にその状態に行ければね。山内 今は時間なかったから、もう具体的にマチコと遊んでるっていう、何して遊ぶかなっていうのを別の具体例で道筋立てちゃいました。松田 よく稽古するときに、「あれ、このシーンの前何だったっけ、この前何してたっけ」っていうのをさ、すぐ忘れちゃうから、そこは台本に戻って確認したりとかしてね。私もそうやって考える。それの大規模なやつだよね。山内 ま、でも、体と気持ちがね、ノリノリにならないと始められないんで、これは。荒  この戯曲、最初からある意味、山内さんはトップスピードで始めなきゃいけないので、山内 そうそうそう。そうなんです。松田 そうだね。でもさ、長編の、フルバージョンはこの夢のシーンから始まってるよね。確か。荒  はい、そうです。松田 去年やったときは、リミックスで、そこに至るまでがあったので。山内 イエーイって。勢いをつなげられたんだよね。松田 うん、うん。だから、去年はこのシーンが最初じゃなかったんだよね。このシーンから始めるのは、今年が初めてなんだよね。山内 そうそうそう。…という、お答えでよろしいでしょうか。花  はい。ありがとうございます。山内 どういたしまして。********************…以上、「稽古場レポート」どうでしたでしょうか?この日はこの後も、「受け取った振付と台詞とをどんなふうに結び付けているか」を山内さんと松田さんがそれぞれのやり方について話したり、「演出家が演じ手に渡すタスクをどう与えているか、どう与えるといいと考えているか」について話したりと興味深い話がたくさん出ていました。それらは、ご支援いただいた方に追ってお届けしますので、ぜひぜひ楽しみにお待ちください!最後に、この日の稽古場で山内健司さんがこんなことを言っていました。「ものづくりに関心のある人は特に、劇場にお芝居を見に行くように稽古場の時間を共有できればいいのにって思ってて。本当はすごくそう思ってるんですよ。」この稽古場レポートは、稽古場の時間を共有できるかもしれない手段の一つだと私たちは考えています。楽しんで、ともに共有してくださったらとても嬉しいです。締め切りまでもうあと2日!ぜひご支援ください。そして、よければぜひコココーララボvol.2『助走』にもお越しください!お待ちしています! もっと見る

  • 公演まであと8日!

    2019/06/27 21:21

    コココーララボ制作の加藤です。今回の企画初日まであと8日となりました!現在、稽古が順調に進められています。稽古場には時折、メンバーの知人が見学に来ます。見学者がいるときは、稽古の最中に『おたよりコーナー』が設けられます。見学者には小さな白い紙が渡され、稽古中見ていて気になることがあればその紙にかきとめてもらいます。そこには、感想はじめ「あのセリフの出だしを強めに言葉にしたのはなぜですか?」「なぜ地面をみて歩くように指示をしたのですか?」など細かな質問などがたくさん書かれています。コココーララボメンバーはそれを読み上げ、それに対してひとつひとつ言葉にしてこたえていきます。このやりとりがまるでラジオのリクエストコーナーのようだったので、『おたよりコーナー』と呼ぶようになりました。これについては、メンバーである青年団・山内健司さんが「演劇の『舞台の上の言葉』『見ている人の言葉』『作っている人の言葉』を通わせる」試みだと言葉にしていました。見ている人から疑問や興味の言葉をもらい、それに対して舞台上の人や作る人が言葉にして具体的に説明していく。それは、複雑に関わりあい組みあがっているものを、ひとつひとつほどいてばらばらにして、互いに見合って細かく確かめ合うような作業です。このように、コココーララボでは上演するまでの間、企画の立ち上がりから上演までの取り組みを改めて考えたり、疑ったり、試したりしています。『ラボ(研究所)』らしく、短い時間で効率的になにかを積み上げることよりも、ひとつひとつを確かめながら重ねていくことを行っています。今回稽古で行われている『おたよりコーナー』の詳しい内容などは、リターンの品である『稽古場レポート』に折り込んでいければと思っていますので、興味のある方はぜひご支援ください!-----------「演劇づくりが観られる社会見学のよう」これは前回の企画を見た方からいただいた感想です。今回のコココーララボvol.2『助走』は公演の要素が強い企画ですが、その側面は今回もたっぷりとあると思いますので、ぜひぜひ楽しみにしていてください! もっと見る

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