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沖縄の離島、多良間島(たらまじま)の魅力を本で伝えたい!

多良間島は沖縄の離島のひとつ。宮古島と石垣島のほぼ中間にある小さなサンゴ礁の島です。豊かな自然と伝統的な祭祀の宝庫ですが、訪れるひとはごくわずか。ほとんど知られていないこの島の魅力を伝えるために、本をつくりたい!

現在の支援総額

271,000

45%

目標金額は600,000円

支援者数

31

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/08/18に募集を開始し、 31人の支援により 271,000円の資金を集め、 2017/10/17に募集を終了しました

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現在の支援総額

271,000

45%達成

終了

目標金額600,000

支援者数31

このプロジェクトは、2017/08/18に募集を開始し、 31人の支援により 271,000円の資金を集め、 2017/10/17に募集を終了しました

多良間島は沖縄の離島のひとつ。宮古島と石垣島のほぼ中間にある小さなサンゴ礁の島です。豊かな自然と伝統的な祭祀の宝庫ですが、訪れるひとはごくわずか。ほとんど知られていないこの島の魅力を伝えるために、本をつくりたい!

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2017/08/27 17:59

日本にはたくさんの離島があり、離島経済新聞サイトによれば、沖縄だけでも49の有人離島があるということです。その中でなぜ多良間島なのか。

わたしが最初に多良間島を知ったのは、淡水レンズということばによってでした。
多良間島は隆起サンゴ礁の島で、琉球石灰岩からなっています。そのために水の確保に苦労してきました。しかし近年、地中に大量の淡水が隠れていることがわかってきたのです。岩の割れ目にしみ込んで存在する淡水は、凸レンズのような断面を持っているので「淡水レンズ」と呼ばれ、この貴重な淡水資源をいかにうまく汲み上げて利用するかが研究されています。わたしが多良間島を知ったのは、淡水レンズのある島としてなのでした。

それから風水集落です。琉球王国の時代に、風水の影響を受けて形成された集落が沖縄には残っていますが、多良間の集落はその代表的なもののひとつと言っていいと思います。集落の構造じたいが歴史的な遺産なのです。
さらにいくつもの伝統的な祭祀の存在があります。「八月踊り」が有名ですが、その他にもいくつもの祭祀が伝承されています。そのほとんどが観光化されていません。

多良間島を描くにあたっては、この島をテーマとする本を探しましたが、発見することはできませんでした。ネットで調べてみても情報はわずか。旅行したひとたちのブログを読むと、「この島にはなにもない」「なにもないのが魅力」というような表現が目立ちます。しかし、わたしはそうは思いませんでした。事前にちょっと調べてみただけで、今述べたような興味深い事実がわかってきたからです。
この島はおもしろいに違いない。そう思って、まずは図書館通いからはじめましたが、予感は当たっていました。いろんな資料や文献を読むだけで、1年半が過ぎていきました。・・・

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