こんにちは!
スポーツ教育支援団体SKET代表、本プロジェクトリーダーの庄司大輝です。
本日はスポーツについて学んだことについてお話しさせていただきます。
私は4歳から地元の警察署の柔道クラブで柔道を始めました。初めたきっかけは自分の意思というより、姉が柔道をやっていた影響でその送迎についていくうちに姉の真似事として始めたような感じでした。生まれた時は体が小さく小児喘息を患っていたこともあり、今思えば母の「心身強い男になってほしい」といった願いがあったのかもしれません。
柔道の練習が開始するまではケラケラ笑っていたのに、開始したとたん泣きだし練習放棄をするようなガキンチョだったらしいです。負けては泣いて、勝っては泣いてを繰り返す小学生時代を送っていました。小学3年生の時には埼玉県指定強化選手に選ばれることもありましたが、選ばれたプレッシャーからなのかその年は全然勝てないほどプレッシャーに弱い泣き虫柔道家でした。そんな私に家族や道場の先生は「今できることを全力でやったならいいんだよ。それまでの過程が一番大切なんだから』と励ましの言葉をくれ、今でも「今できることを全力で」は私の中の信念の一つとなっています。
また中学では、強豪の中学校の顧問からスカウトをいただき越境入学し、想像していたよりはるかに強い柔道部に入部しました。そこでは部活の休みはほぼ無く、柔道漬けの生活を送っていました。中学二年生の時に指を骨折し全治1ヶ月の怪我をした時は、強い仲間たちが日々稽古に励んでいる中、私だけが取り残されるような焦りを感じるとともにそれを巻き返そうと怪我の療養期間はひたすら走りこみました。しかし、その焦りは裏目に出てしまい今度は腰に全治3ヶ月の大怪我をしてしまいました。絶望に打ちひしがれている中、仲間からの励ましや顧問からの「最終目標に向けた短期的目標を定めることが大切」と言うことを教えていただきなんとかその怪我を乗り越えることができました。そこで「今をただただ全力で取り組むのではなく、なんのために全力を尽くすのか目標設定の大切さ」を学び得ることができました。
その後は中学時代の学業と柔道実績が評価されスポーツ推薦により高校へ入学しました。その中で縦社会を学び、大会で成績を残すための16kgの減量をしたとてつもない努力と根性を培うことができたと思っています。
そういった4歳から継続してきた柔道により様々な喜怒哀楽を経験したことが今の自分の血となり肉となっていると実感しています。このような経験がなければ今のスタンスや根性、ポジティブマインドを手にすることはできなかったかもしれません。
スポーツは、机の上だけでは学べない『人生にとって大切』なことが心と体で学べるとても素晴らしいものです。
また、スポーツの種類や同じスポーツでも行う環境によってそのストーリーは十人十色です。 ネパールの聴覚障がいを持った子どもたちがスポーツを通じて新たな世界を知るとともに、人生がさらに色付くきっかけを提供していきたいと強く思っています。
最後まで読んでくださった皆さま、一緒にネパールの聴覚障がいを持った子どもたちの「人生というキャンバス」にたった一色かもしれませんが、色鮮やかにする協力をしていただけませんか?
クラウドファンディングはただの集金システムではありません。同じ想いを持ったプロジェクトを共に作り上げていく、その共感を換金するものです。
一つ一つが小さな想いでも、多くの想いが集まれば大きな力になっていきます。
今後ともスポーツ教育支援団体SKETを、本プロジェクト「ネパールの聴覚障がい者寮にスポーツコミュニティセンター建設」をご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。
庄司大輝