ネパールの気候 カトマンズ
ネパールの気候と聞いてどんなイメージがありますか。
インドの隣だし暑そう? 高山地域だから寒いのでは?
ネパールは広い国ではありませんが、‘世界の屋根’とも言われる標高8,000メートル越えのヒマラヤ山脈帯を有する国であり、標高によって環境が異なり、5つの気候があります。この様々な環境があることでトレッキングやジャングルサファリなど自然を体感できるレジャーがたくさんあります!
今回はネパールの首都であり観光地であるカトマンズの気候について主に触れていきましょう。
ネパールの気候は雨季と乾季があり、大きく分けて6月〜9月が雨季、10月〜5月が乾季となっています。
雨季は蒸し暑い地域もありますが、カトマンズは湿度が低くカラッとした暑さで比較的快適な夏です。日差しが強く日中気温30度を超える時期もあるので日焼け対策は必要です。また、雨季と言っても日本の梅雨のようにずっと雨が降り続けるということはなく、突然短時間の大雨スコールが降ります。雨季にカトマンズに訪れる際は携帯雨具があると便利ですね。
乾季は、晴れが多く、空気の澄んだ日はカトマンズ郊外からヒマラヤ山脈の風景がはっきりと見えることもあります。カトマンズの冬は東京の冬ほど寒くはありません。日中は比較的暖かく長袖のシャツ一枚で過ごせるほどです。しかし、昼夜の寒暖差に注意しなければなりません。朝晩はかなり冷え込み、コートや厚手のジャケットが必要なほどです。私は2月のカトマンズに訪れた時にその寒暖差を直接肌で感じました。朝はすごく寒かったので暖かいティーがとても身にしみたのを覚えています。
ネパールは主に温帯気候地域が多く時期別で分かりやすい気候です。レジャーや観光によってベストな時期があるので、ネパールに渡航する予定の方は事前に調べておくと準備がしやすいでしょう。
同じアジアの国ですが日本とはまた違った風景や季節感が味わえるのは素敵ですね。
三原 大誠