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北海道の草原に建つ、あなたのもう一つの書斎「青い星通信社」

村上春樹の代表作『羊をめぐる冒険』の舞台ともいわれる北海道北部の静かな町、美深町。「ツーリストホーム&ライブラリー 青い星通信社」は、そんな町の牧草地に建っています。客室は3室だけ。冬は純白の雪原に、夏は深緑の草原に浮かぶ、小舟のようなホテルです。そのランドスケープ整備のための資金を求めています。

現在の支援総額

1,596,000

79%

目標金額は2,000,000円

支援者数

42

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/06/21に募集を開始し、 42人の支援により 1,596,000円の資金を集め、 2019/07/31に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,596,000

79%達成

終了

目標金額2,000,000

支援者数42

このプロジェクトは、2019/06/21に募集を開始し、 42人の支援により 1,596,000円の資金を集め、 2019/07/31に募集を終了しました

村上春樹の代表作『羊をめぐる冒険』の舞台ともいわれる北海道北部の静かな町、美深町。「ツーリストホーム&ライブラリー 青い星通信社」は、そんな町の牧草地に建っています。客室は3室だけ。冬は純白の雪原に、夏は深緑の草原に浮かぶ、小舟のようなホテルです。そのランドスケープ整備のための資金を求めています。

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2019/07/05 12:55
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これが果たして「活動報告」といえるものかどうかはよくわかりませんが、残念ながらお客さまがいらっしゃらない日は、スタッフは草刈りに励んでおります! ツナギを着込んだ当館代表の背後に密生している緑は虎杖(イタドリ)と呼ばれる植物で、道北の美深町の夏は、どこもかしこもがこのイタドリに占拠されてしまいます。一日の最低気温がマイナス20℃を下回ることも珍しくない冬季には、地表からまったく姿を消してしまうイタドリですが、雪が解けることに小さな芽を出し、そして「ジャックと豆の木」のような圧倒的な速度で成長すると、あっという間に人の背丈を優に超えるまでになります。いわば一年をかけて0㎝→200㎝→0㎝のサイクルを繰り返しているという、異常にダイナミックレンジが大きい植物なのです。

このイタドリ、幕末にシーボルトが日本から持ち出したそうなのですが、持ち込まれたヨーロッパでも異常なまでの繁殖を遂げ、現代では国際自然保護連合が定めた「世界の侵略的外来種ワースト100」にも選定されているそうです。なんでもイギリス南部のスォンジーという都市などでは、イタドリが生えているのがわかると銀行はその土地が担保ではローンに応じてくれないというほど。さすがに美深町では、同様の制度が導入されたら担保にできる土地がどこにもなくなっちゃう(笑)。それでどうにか地元の信用金庫さんも、敷地内にイタドリの密林がある当館に融資はしてくださっていますが、ともかく周辺環境の整備にはまだどうしても資金が必要であり、そこでこうして皆さんにご支援をお願いしている次第です。イタドリとの戦いに明け暮れる私どもにお力添えをいただければありがたいです。

ちなみに、まったく関係のない話ですが、シーボルトは日本人女性との間に女の子を一人もうけており(大河ドラマではたしか浅丘ルリ子さんが演じていた記憶があります)、その女性にも女の子がいたのだそうです。そのシーボルトの孫娘、絶世の美女だったそうで、『銀河鉄道999』のメーテルの顔はこの女性をモデルに描かれたともいわれています。そんなこんなは当館ホームページから入ることができるブログに書き綴ってありますので、ご興味のある方はご覧になってください。

https://ameblo.jp/hoshitsuru/entry-12405256432.html

さて、またイタドリとの戦いの最前線に戻ります!


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