皆さまいかがお過ごしですか?この度9月27日に国土交通省と佐渡市役所の方がシェアベース佐渡島に視察におみえになりました。その際佐渡島KANJINプロジェクトのことやシェアベース佐渡島の機能やお目論見などをお話いたしました。感触は良好で今後は今以上に興味をもっていただけるようになるのではないかと思います。【重要なお知らせ】ご支援いただきましたカフェは10月上旬竣工を目指して作業をしてまいりましたが、見直しや最終施工を実施する予定の大久保の仕事の都合で工事の進みが遅れており10月末の竣工も難しくなってきました。この場をお借りしてお詫び申し上げます。申し訳ございません。竣工は余裕を持った11月末に再設定することで完成させようということになりました。完成記念パーティーや完成したカフェを使用するリターン、私がアドバイスするリターンに該当する方には順次個別に連絡をしております。万が一、該当する方で、10月2日までに私どもより連絡がない場合はお手数をおかけいたしますがご一報いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。ご連絡先大久保のfacebookメッセンジャーで https://www.facebook.com/arata.okubo 大久保のメール arata.okubo★gmail.com ★は@へ直してください携帯番号はfacebookのお友達には表示されると思います。どのような方法でも構いません。お手数をおかけして申し訳ございませんが、何かございましたらお知らせくださいませ。
皆さま、いかがお過ごしですか?この度はご支援いただきましてありがとうございます。工事が進み形が出来上がり何となく店っぽくなってまいりました。写真は厨房部分のものです。学生のアイディアで箱の中に箱を作るという状態になっております。そのために大きな天井の下にさらに厨房の天井を作るという感じになっております。●お知らせカフェは10月上旬のオープン予定としておりましたがいくつかの変更と私(大久保)の仕事等の都合により10月末ごろの完成が濃厚になってまいりました。誠に申し訳ございません。【材料を変更する等】佐渡で解体された建物から取り出す部材を提供いただけるという話が舞い込んできたことから一部変更することとしました。現段階で使用する部材を確認できていませんが、先方の状況が整い次第確認いたします。そのために一部の施工を止めております。また学生たちが施工した部分の手直しなどもあります。想定はしておりましたが私の都合もあり手直しの進みが遅くなることが予想されます。【仕事の都合とリターン等】リターンの内容として私(大久保)が直接伺いアドバイスや施工をするというものがございます。この時期を9~10月としておりましたのでそのために時間を割く必要があります。また、思いのほか長く佐渡に滞在しているため東京の仕事などが少々ヤバくなっています(笑)予想はしておりましたがこちらも少し遅れが生じる原因となっております。完成披露パーティーの日程は10月26日または27日ごろになると思われます。その他リターンにつきましてはただいま準備をしております。私がうかがうなどのものについては9月中頃までにご案内させていただきます。勝手を言って誠に申し訳ございませんがどうぞよろしくお願い申し上げます。以下、現在の様子です。厨房の天井はあえてLGS(軽量鉄骨下地)ではなく木軸で組んでみました。重量物を天井に取り付ける予定はないため余った材料で外から見て上に飛び出さないようにして簡単なトラス状のものを上に組んで天井が下がらないようにしています。こんな程度でも中央の1点に20キロくらいならぶら下げることができました(長期はわかりません笑)。材の断面は30×50mmで短辺で2.3m、長辺で3.3m飛ばしています。トイレの排水です。奥の配管を支えている木材は手元に金物がないので仮です。エルボー(約90°の配管部材)とチーズ(T字型の配管部材)の数を確認しているところ。製氷機用配管を数え忘れていていくつか部材が足りず。。。左側の少し上がっている部分はそのまま腰掛けることができて寝転がることができるようなスペースにしています。これも学生のアイディアで縁側に腰掛けるようなイメージです。周辺のお年寄りにも気軽に立ち寄っていただけたらという思いです。私も完成が楽しみです。天井も白系にしたほうが施工は楽なのですが仕上がりをきれいに見せるために黒くしてみました。気が変わったらいつでも塗り替えられるのが塗装の良いところですね。
みなさんいかがお過ごしですか?おかげさまでご支援いただきましたカフェの工事も問題なく進んでおります。予算との兼ね合いで当初計画していたよりも少々飾りの少ない感じではありますが概ね順調です。8月6日に解体を始めて8月11日~20日まで盆休みをしておりました。21日より再開しています。学生たちもこの暑い中一生懸命取り掛かっております。8月7日頃(解体の様子)8月21日頃8月22日には地元佐渡テレビの取材をうけました。8月26日の様子天井や外壁周りは石膏ボードを2重にして音などに対して多少の配慮をしています。グラスウールは断熱というより吸音を期待して入れております。完成は9月末頃の予定です。完成披露パーティーは10月中旬ごろになると思います。決まり次第お知らせいたします。工事の様子は進捗の状況みて更新いたします。
みなさんこんにちは、佐渡島KANJIプロジェクトです。前回に引き続き、佐渡島KANJIプロジェクトに関わるメンバーがどんな人がいるのかを紹介していきます!今回は佐渡島KANJIプロジェクトのクラファン担当、森野航平さんです。森野:初めまして、こんにちは。私は森野航平といいます。私は現在、社会人一年目でリノベーション関係の会社で働いています。東京のリノベーション関係の会社に関わりながら、佐渡島KANJIプロジェクトに関わっています。司会:今回はよろしくお願いします。では森野さんの経歴について聞いていきます。現在、社会人1年目と言うことですが、学生時代は何をしていたのですか?森野:私の学生時代ですか...そうですねぇ〜。A4のコピー用紙を丸めたもので橋を作ろうというギネス記録とかに挑戦してましたね。(笑)司会:え?ギネス記録?!そんなことやってたんですか?森野:はい。企業からの協賛などももらったりしたのですが結局、記録は樹立されませんでした。ですが、何か自分の関心に挑戦するいい機会になりました。司会:そうなんですね。かなり行動力がある学生時代を送っていたんですね。ではすこし話を変えて今、リノベーション関係の会社に勤めていますがどんなきっかけがあったんですか?森野:大学生の時にイタリアに留学していたことがあったんですよ。イタリアに留学した理由はリノベーションとは全く別のことでイタリア人の幸せの秘密を調べに行きたいと思ってました。実際に行ってみてからはそれについて調べていました。ですが、留学中にアマルフィ海岸で行き倒れになったところをあるおばあさんに助けてもらいました。そして、そのおばあさんの家に招待してもらったことが私がリノベーションに関わりたいと思った最初のキッカケです。そのおばあさんの家は外観だけは一見ボロボロにしか見えないんです。私も最初はそう思っていましたし、実際におばあさんが幼い頃からある家でとても古い家なんです。しかし、おばあさんの話を聞いていくうちに、どんどんその家の素晴らしさが見えてくるんです。例えば、洗面台のタイルはかつては窓ガラスに使っていたものを使っている事。昔、おじいさんが開けてしまった壁の穴は直すのがもったいないからちょっと工夫してお花を飾れるようにしてしまおうなど、、歴史を感じながら暮らしている姿を見て感動しました。それ以来リノベーションの関心が湧き、日本に帰国してすぐにそう言った会社のインターンシップを受けていまに至ると言った感じです。司会:なるほど〜、イタリアには古いものを使っていく素敵な文化があるんですね。森野:まぁ、実際はイタリアには世界遺産だらけで新築などが建てられなかったりすると言う背景があるのですが…そうやって、家を直しながら使っているおばあさんの家族が非常に楽しそうにしていたんです。おばあさんだけじゃなく、その息子さんもその家のことを大切にしていたんです。司会:そうなんですね。世代を超えて大切にされるものって素敵ですね。最後にこれからの抱負をお願いします。森野:自分たちの活動が空き家活用の1つの選択肢となれれば良いと思ってます。空き家と一口に言っても、シェアベースは古民家ではないので、そもそも建物に趣があるとか、風情があるというわけでは無いです。築100年とかの古民家ならリノベーションして宿に、カフェに、というのは皆がやりたがることですよね。でも、日本にある空き家の大多数は、このようななんの変哲もない家屋ですので、それが再び使われるような方法が確立できれば、より多い母数での空き家再生活動になるのではないかなと思ってます。司会:ありがとうございました。
大学を出たら何かしら地域関係の事に携わりたいです。少なくとも3年後には、必ず。そう、少し恥ずかしそうに話す姿が印象的だった。メンバー紹介の第一弾は、佐渡KANJINプロジェクトのクラウドファンディングのリーダーを努めている村山さん。今回取材した村山さんまずは、村山さんがどんな人なのか、聞いてみた。現在大正大学の3年生で、出身は新潟県十日町市。小・中・高とそこで過ごし、大学進学を期に東京へ出てきた。大学では地域創生学部、地域創生学科に所属し、興味関心は『地域創生』。村山君の通う大学は少々独特のカリキュラムを組んでいるという。「僕らの学科は年に40日、地域に飛び込む実習があるんです。自分が振り分けられたのは、佐渡島。学生は皆、1年時に実際に選ばれた地域で暮らします」「2年時にはその地域を販促、宣伝をリアル店舗を出して行います。これはその時の写真でお米をアピールしていますね(笑」販促している様子。「3年時には再び実態調査を行い、4年時に論文としてそれらの資料をまとめます。」3年時の調査はこれからで、夏休みを利用して1年時にお邪魔したお寺へ3週間程赴くという。大学生の夏休みと言うと、長期休暇を利用して羽を伸ばしているイメージだが、大正大学の学生は実地調査に出るというからなかなかのストイックさだ。それも、村山さんの場合はお寺のため、半ば修行僧のような生活をするという。起床は6時です、と笑って答えてくれた。その他、通年通して活動していることがある。それが、SUKIMACHIという学生団体だ。スキマチのメンバーと「スキマチは地元を、首都圏に住む若い人たちに向けて発進している団体で、遊ぶ・働く・暮らすの選択肢を広げる団体です」SUKIMACHIでは定期的にイベントを開いている。直近では7月7日に行われた、『地元好き集まらん会 Vol.12』だ。このイベントでは、地元を発信することの他、それを聞いて興味を盛った参加者と行きたい地域をマッチングさせることもやっているという。村山さんは特に、遊びの部分が大事だという。地元好き集まらん会 Vol.12「まずはとにかく地方に遊びに来て欲しいんですよね。何故なら、一度来てもらえばその地域のことが記憶に残るので、仕事を辞めたり退職した時とか、次はかつて遊びに行ったあの地域で何かやろうか?など、選択肢が広がるからです。」現在は働き方、生き方が変革している時代である。転職は当たり前のようになっており、会社に入ったからそこでずっと働く、と考えている若い人は少ない。例えばそういったライフステージの変化の際に、かつて遊びに行った『まち』の記憶が、次の定住地の候補として上がるのではないか、と考えているのだ。多拠点居住を実践してる人が多くなっている昨今、どこか拠点を盛ってみたい人に、この考え方はハマりそうだと感じた。大学を出たらどうするのか、聞いてみた。まだ分からないことが多いですがと断った上で、答えてくれた「東京と新潟その二つで活動したいです。卒業後の具体的な将来像はまだ見えていませんが、時間だけは決めていて、3年後には地域というフィールドを持って何かやりたいです」既に地域関係、特に新潟や十日町、そして佐渡KANJINプロジェクトで地域関係の活動を精力的にこなしている村山さん。私たちも、村山さんと相互に良い影響を与えあいながら、成長していきたいと思った。最後に、面白いお話をしてくれた。「自分、8月から家ないんですよね」8月~10月は佐渡入りするため、今住んでいるアパートに空家賃を払うのは勿体無い、ということで思い切って解約するのだそうだ。場所から開放されて、フットワーク軽く生きたい。自分とは4歳位しか離れていないはずだが、次世代のスタンダードを見ているかのようだった。10月以降はどうするのか聞いた。「いやぁ、実は全然決めてないんですよね、でも、なんとかなると思ってます!」清々しい返事に、根拠もなく村山さんなら、何とかしてしまうんだろうな、と思った。執筆 森野航平