2019/06/20 07:21

 初日に7万円以上のご支援をいただき驚いていたばかりですが、現在ご支援額はさらに倍の14万円を超えています。ご支援いただいたみなさん、本当にありがとうございます。

 近日中に新たなリターンも追加予定です。引き続きよろしくお願いいたします!

私がマイノリティに関心を持つ理由

 私自身が発達障害の当事者であり、これまで障害によってさまざまな困難にぶつかってきました。幼稚園から小学校にかけては登園・登校拒否。遠足にはクラスで私だけ親が同伴していました。学校に行けるようになっても、待っていたのは過剰適応の連続。疲れ切ってしまい、二次障害のうつを発症してしまいました。うつは社会人になっても繰り返してしまい、うつによる休職や退職の経験もあります。

 発達障害が発覚したのは社会人になって数年後のことでした。それからは特性への対処ができるようになり、なんとか大きく体調を崩すことはなく生活することができています。

 発達障害を知りたいという思いを抱き、さらには他の障害、その他のさまざまなマイノリティに関心を持つことになりました。これまでふらふらと多動しながらさまざまな当事者のお話を聞いてきました。そうこうしているうちに、ライターとしての活動を始めることになったのです。



これまでに書いた記事の一部をご紹介します

 ライターとしてのスタートは、やはり発達障害に関する記事でした。
 私が発達障害の記事を書くということは、広義のピアサポートなのではないかと感じています。執筆記事と、経緯や記事に込めた思いをご紹介します。

【日刊SPA!】42歳で発達障害と診断された女性。「ほっとした」後にやってきた苦悩
https://nikkan-spa.jp/1558407

 発達障害の受容のあり方は人それぞれで、中にはこちらの女性のように、一度はほっとした後で苦悩を抱える場合があります。40~60代ぐらいの世代の方々は支援が本当に薄いと感じています。こういった記事によって、彼女たちの存在が見える化され、状況が少しでも良くなれば嬉しく思います。


【日刊SPA!】パートナーの発達障害に悩む「カサンドラ症候群」。当事者夫婦の対策は?
https://nikkan-spa.jp/1572566

 アスペルガー症候群のパートナーを持つ方に現れると言われる「カサンドラ症候群」に関しては、さまざまな誤解があると思っています。この記事ではそれらの誤解を少しでも薄めていけるよう、当事者たちの工夫を取材してご紹介しました。


発達障害、身体障害、健常者……。3人の子どもを育てたお母さんによる、“障害と生きる道” | ダ・ヴィンチニュース
https://ddnavi.com/%e6%9c%aa%e5%88%86%e9%a1%9e/525756/

 書籍のレビューも書いています。本書はタイトルにもあるように三者三様のお子さんを育てたお母様による手記です。子どもたちの周りには、インクルーシブな環境があったことが垣間見えます。メムは、もっとインクルーシブな場所にしていきたいと考えています。障害や疾病のみならず、国籍やセクシャリティなども含め、それぞれが異なることを尊重し合いながら、「居場所」として過ごせる場になればと考えています。


 以上、自己紹介と記事のご紹介でした。ご質問等は随時受け付けています。Twitterかコメント欄でお気軽にお声がけください!

ーーーお知らせーーー
メムにてひきこもりとカサンドラ症候群をテーマとしたイベントの開催が決定しました!
ゲストは現代美術家の渡辺篤さんです。ご予約はお早めにどうぞ。