本日はオリジナルケースのデザインを共有いたします。
こだわりポイントは素材と表面加工です。
■ 素材
時代的には革製や布製を使うことが多かった時代ですが、60年代急速に普及した軽量なアルミニウムを採用しました。理由は単純で、ハードケースの方がカバンに入れた時に安心感があるからです。
■ 表面加工
一般的には、アルミニウムは表面に傷が入りやすいので、目立たないよう”ヘアライン”と呼ばれる、あらかじめ傷をつける加工を施しますが、GI GLASSESのケースは傷が雰囲気を作り出すエイジングを大切にしようかと考え、あえてプレーンな”RAW FINISH”を特注します。
■ 刻印
FRONT, SPECTACLE, CELLULOSE ACETATE
GRAY, ASSY SABAE, JPN, 60's US GI GLASSES
上半分は内容物の説明(GI GLASSESが入っていた箱に記載があったもの)下半分は色と、どこで組み立てたかを刻みます。内容はあくまでミリタリー感を大切にする為、シンプルに。
簡単にご説明すると、
FRONT(リム), SPECTACLE(眼鏡), CELLULOSE ACETATE(セルロースアセテート)
GRAY(グレー), ASSY SABAE, JPN(日本の鯖江で組み立てた), 60's US GI GLASSES(60年代のアメリカGIグラス)
となります。試作品を依頼しましたので、またサンプルが上がりましたら報告いたします!