NHKクローズアップ現代+の番組ホームページで、POSSE外国人労働サポートセンターの取り組みが紹介されました!
先月27日に放送された、クローズアップ現代+「留学生が“学べない” 30万人計画の陰で」では、東京福祉大学で起こった「失踪事件」や「名ばかりの教育機関」化する日本語学校の実態と合わせて、アンさんの事案が紹介されました。(なお、放送の文字起こしが番組ホームページに掲載されていますので、こちらもご覧ください。番組ホームページ:https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4300/index.html )
そのフォローアップ記事が昨日(7月12日)、こちらも番組ホームページにアップされました。
【留学生30万人時代】“働く”留学生 私たちはどう支える?(https://www.nhk.or.jp/gendai/kiji/149/index.html)
テレビで放送された番組では、留学生が長時間アルバイトをしている状況や、学校側は「金儲け」のために留学生を定員を大幅に超えて受け入れるといった実態の紹介がメインでしたが、フォローアップ記事では、 「私たちにいま出来ることは?」というテーマで、支援に取り組む側であるPOSSE外国人労働サポートセンターに焦点があてられています。
当初「日本人は信用できない」と言っていたアンさんと何度も会いながら話を聞いていく中でようやく問題の背景を把握することができたこと、そして、この事案を契機に、外国人労働者の権利を守るための今後の取り組みについて触れられていますので、ぜひご覧ください。
【みなさまへのお願い】
もし困っている外国人労働者や留学生を見かけたら、声をかけて私たちの相談窓口を紹介してあげてください。また私たちの取り組みをご友人の方(日本人も外国人も)に伝えていただけると幸いです。
アンさんのように「今日、帰国しろ」と学校や会社に命令されて、逃げ出したはいいものの行くあてもなく途方に暮れている留学生や、過去に学校や会社からひどい仕打ちを受けた経験のある外国人は日本中にたくさんいると思われますが、問題が表に出てこないため「ないこと」にされてしまっています。
困っている外国人をみたという情報提供だけでも構いませんので、いつどこでどういうことを目撃したかをお知らせください。できる限り対応させていただきます。
【ボランティア募集のお知らせ】
POSSE外国人労働サポートセンターは、大学生や社会人ボランティアが中心となって活動に取り組んでいます。これから、ますます寄せられる外国人からの労働相談(電話、メール、対面)の対応や、街頭でのアンケート調査、調査報告書の作成、啓発イベントの企画・運営などは、ボランティアが集まれば集まるほどその活動の幅を広げていくことができます。
現在では英語と日本語での相談対応になりますが、今後、留学生が多い中国や韓国、さらにはこれからますます増えていくであろうベトナムやネパールといった国々出身の方の相談に対応するために、対応可能な言語の幅を広げていきたいと考えています。
月1回からでも構いませんので、外国人の人権を守る取り組みに関心がある方は、ぜひお問い合わせいただけると幸いです。
お問い合わせ:
NPO法人POSSE外国人労働サポートセンター
supportcenter@npoposse.jp
https://foreignworkersupport.wixsite.com/mysite