重力波通信の夢 こんにちは、紙飛行機射ち出し装置の製作を担当している藤原です。 今回の投稿は、NAFTメンバーが宇宙や科学に関する事柄について考えたことを書き綴るコーナーの第一回です。 おととしから去年にかけて重力波が直接観測されたことが話題になりましたね。 重力波って最初はよくわからなかったのですが、重力波に関する講演を聞いてなんとなくわかった気になったので、重力波って何なのか簡単にまとめてみながら、重力波について勉強するうちに考えたことをご紹介したいと思います。 こんな図を見たことはあるでしょうか。重い星は空間を曲げるとか、ブラックホールは重すぎて空間に穴をあけてしまうとか、聞いたことある方もいらっしゃると思います。 重力波とは、星が動いたときにこの空間の歪みが空間を伝わっていく現象のことを言うのだそうです。 しかし、この空間の歪み、重力波はとても小さく、現在の技術では非常に重い星かブラックホール同士が互いに引き合って加速するときに発生する比較的大きな重力波しか観測できないようです。 現在はこの重力波を天文学に活かすことが注目されていますが、もしもっと小さな重力波まで観測できるようになったら何ができるでしょう。 私は重力波で通信ができるようになったらいいなと考えています。いま人類は通信に電磁波を利用していますが、重力波を使うことができたらもっと便利になるのです。 重力波は物体をすり抜けることができるのだそうです。ビルの中でも、地下でも、分厚い金属のシェルターの中でだって快適な通信環境が保証されるはずです。 それに、ほとんど地球の表面にそって電磁波を移動させている現在の通信方法から地球を突き抜けてまっすぐ情報を届けられるようになるはずですから、もっと通信速度が速くなるんじゃないでしょうか。 そんなレベルまで観測技術を上げるのは相当時間がかかると思いますが・・・。 重力波でより良い生活になることを期待したいですね。以上、「宇宙を考える。vol.1 〜重力波のお話〜」でした。 参考URL:https://www.ligo.caltech.edu/
こんにちは、NAFTのてっしーです。 今日はご報告があります。 なんと、スペースバルーンで撮影する予定の360°映像をプラネタリウムで上映させて頂けることになりました。 バルーンで撮った映像をプラネタリウムで上映したい!という僕らの図々しいお願いをとよた科学体験館様が快くOKしてくださりました。本当にありがとうございます(ToT) プラネタリウムでの上映会はNAFTとしても初めての試みのため,どんな映像になるのかもうすでにワクワクしています! 「このワクワクをあなたと共有したい!」ということで、 なんと...プラネタリウム鑑賞会ペアチケットをリターンに追加しました!!!!(拍手喝采) しかも、3000円というお手頃のお値段です!!!(スタンディングオベーション) 僕らと一緒にどんな体験ができるのかワクワクしませんか? 現在、とよた科学体験館の方と詳細を話し合っています。今後の続報に乞うご期待です! ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーープラネタリウム開催予定 場所:愛知県豊田市 とよた科学体験館日時:6月~7月上旬 とよた科学体験館についてはこちら!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
こんばんは!NAFTの桑村です。 今日は2回目のNAFTの裏話のコーナーです。 前回、NAFTの歴代のスペースバルーンプロジェクトで撮影した画像を紹介させていただきました。今回は、数々の美しい成層圏の写真の撮影を可能にした歴代のスペースバルーンプロジェクトの機体を紹介していきたいと思います。 まず、2012年EPANOの機体 風船と機体は紐でつながっています。 多くのスペースバルーンの機体構造には値段と軽さの理由から発泡スチロールが利用されています。2番目の写真の右のモジュールは人工衛星を模した形状になっています。左のモジュールをよくみると、パラシュートが見えます(矢印の扉の中)。 次は2013年のMedousa お。少しかっこよくなりましたね。風の影響を減らすために、全体的に流線型になりました。この機体には風船が破裂して落下する段階で姿勢の安定性を維持することを狙ってフィンが取り付けられています。続いて2015年Aether こちらは球体の形状をした機体です。機体から伸びている支柱にはこのプロジェクトからVR映像の撮影に挑戦しているのでGoProなどのカメラが複数搭載されています。 続いて2016年のPSB 何かガムテープたくさんついていてすいません。前回に歴代の撮影画像を比較したときは、画質がどんどん向上していて様に成長を感じましたが、機体の設計はまだまだ発展途上ですね。 というか、かなり設計者・設計チーム次第のところがあります。なぜなら、スペースバルーンの機体の設計なんて誰もやったことないですから!! ちなみに、設計段階のCAD図はこちら。 設計者のセンスと頑張りでかっこよい設計図ができていましたが、製作段階の最後の最後にあ、やばい。海に着水した後の浮力が...発泡スチロールをガムテでぐるぐる巻きに... 次回の機体の設計に期待! 以上、NAFTの裏話のコーナーでした。
こんにちワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ このプロジェクトで紙飛行機放出装置などの製作を担当している杉山です.ワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ 先日から別の放出機構を備える紙飛行機放出機の試作機製作を始めました.ワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ この放出機の特徴は,遠心力を利用し,回転することによって紙飛行機を打ち出すところです.ワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ 写真の黒い物体がその装置で,細い軸を中心にモーターを使って回転します.ワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ 上部についている円板の2つの突起の間に紙飛行機を載せます.ワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ 円板が回転することによって,上に載っている紙飛行機が遠心力を受けて飛んでいきます.ワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ 次回以降の投稿で,細かな放出機構や,制御の方法などを詳しく説明していく予定です.ワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ 今後の投稿もお楽しみに~ ワッショイヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノワッショイ
こんばんは!NAFTの桑村です。 今日はNAFTの裏話のコーナーとして、 NAFTの歴代のスペースバルーンプロジェクトで撮影した画像を ちょいちょいコメントを入れながら紹介していきたいと思います。 まず、こちらの2つ 2011:Neolia 2012:Epano これらはNAFT前身団体によって行われたプロジェクトです。 この2つの写真を先輩方から、「これ、俺が撮ったんだ。すごくない。」 と自慢されて、私はNAFTに入りました。 この当時、スペースバルーンはまだ日本ではあまり普及していなかったので、 写真を見たときは衝撃でした。 なにー!これが学生だけで撮れんのか! とびっくりしたのを覚えています。 2013 : Medousa 2012年10月にNAFTは誕生したので、 こちらがNAFTとして初めてスペースバルーンによる撮影に成功した画像です。 まあまあ綺麗ですね。 2015 : Aether どんどん綺麗になっています。この時からVR映像の撮影を挑戦しています。 2016 : PSB このときに過去最高に綺麗な画像の撮影に成功しました。 機体を回収して、この映像を見たときには鳥肌が立ちました。 うおーーーー!ってなりました。 しかし、まだまだ課題点が残っています。 それは、VR映像にした時に、 ところどころの画素の足りなさが否めないことです。 というわけで、カメラ数を倍以上にした機体の制作のために クラウドファンディングに挑戦させていただいております。 今後もご支援・応援よろしくお願いします。 以上、NAFTの裏話のコーナーでした。