
“Project37”と“Being With”は、切っても切れない関係にあった。
というより、Project37で使われていたテクニックが、Being Withなのである。
Being Withとは、一体どういうものだったのか?
スタッフが統合失調症を患う人々にBeing Withを行う時は、クライエントらの逸脱行為を広範囲で許した。許容しない時があるとすれば、それはクライエント自身にとって、または他の人々にとって危険だと思われた時だけである。
クライエントらは、尊重され、正当化され、付き添われ、そして力づけられた。彼らは本物の人間関係というものを、思いやりのあるスタッフやピアサポーターらによって触れる事ができた。
スタッフやピアサポーターらは、クライエントらの経験を現実のものとして受け止めた。幻覚というものは、精神病に罹患している者達にとっては現実である。その幻覚の存在を認め、努めて理解することが、心理社会的な療法を実践する上では大切な事だった。
参考文献: “Soteria: THROUGH Madness to Deliverance”



