2017/01/17 14:50

酔鶏(鶏肉の紹興酒漬け) ボナペティ9プレート桜に盛り付け

青木作品(黄金の盃、片口S、黄金のお皿)は青木私物

 
世界の料理

ぼくは旅で世界中を回っている。展覧会でも行くし、プライベートでも行く。

違う国に行くと必ずすることがある。

それは

その国の料理をひとつマスターしてくる。

 

インドに行けば、チャイやカレー料理

アメリカに行けば肉の様々な料理

フィリピンに行けばビーコルエクスプレス

ひとつの料理をマスターするために、同じ料理を毎日一回は食べる。

同じレストランだったり、違うレストランだったりに通う

気に入ったお店を見つけたら、フラーッと厨房に入っていき見学させてもらう

東南アジアだとお互いに言語が通じないので、オモシロイ

こっちは日本語で喋べりかけ、向こうは現地の言葉で答えてくれる

何を言ってるかわからないけど、お互いになにかを伝えようと

身振り手振りで表現してくれる

そうこうしながら、料理の事を教えてくれる事が多い

もちろん、つまみ出される事も何回かあったが気にしない

ぼくはメンタルがとても強いみたいだw

 

中国の料理

今回は個展で上海に行ってきた。中国の料理をいろいろ食べ歩き経験してきた。

2つビックリした事がある。

1つ目は「ラーメン、餃子、チャーハンは絶対に一緒に食べない」

ラーメンはラーメン、餃子は餃子、チャーハンはチャーハンで食べる。

ギャラリーの人にご飯を連れて行ってもらった時に教えてもらい。ビックリ!

『この三つのうち二つを組み合わせで食べるのは中国人は絶対に!ありえないアルヨ!!』

『そんな食べ方日本人だけアルヨ!!』

と言っていた。

因みに『アルヨー!!』という言い方はしていなかったw

心の中では、ぼくにはそう聞こえていた

この本格中華なメニューは日本人だけアルヨw

2つ目は「日本で食べる中華料理は中国で食べる中華料理とは、全くの別物」

本場でしか手に入らない食材、調味料、香辛料など様々な条件もあるが。

日本で中国人が作っている中華(全てではないが)は自然と日本人のお口にあわして変化している。

アメリカの西海岸ではお寿司がカリフォルニアロールに進化した感じだろうか。

 

上海では色んな料理があったが、ど定番の『酔鶏』(ツイチー)に照準を合わせた。

これも最終日に通い詰めた現地のレストランで秘伝のレシピを教えてもらった。

『酔鶏』(ツイチー)をググればクックパットとかにレシピ載ってるんだけど

やはり本国のストリートでの作り方とは違う。

ぼくはクックパットと上海で伝授してもらった、作り方を両方試したが

本場のワザで作ったやつには、とーてい旨みが敵わない。

 

レシピは次回の活動報告でUPしますが、応援してくれたパトロンの方限定になります。

悪しからず

では、お楽しみにです!

 

 

陶芸家 青木良太