豆皿 第2弾のプロジェクトも残り6日となってきした! 応援してくれてる皆様ありがとうございます。 この先、第3弾第4弾、、と続々新作を発表していきます。他のアイテムも同時にプロジェクトは進んでいます。 スピード感がハンパなく、産業の人達は一緒に巻き込まれながらも、みんなで楽しくつくっています! 普段はぼくは外に呑みにいかないのですが 昨日は型屋さん、工場の人達と多治見の街にアル中しに行ってきました。 感動したのが話の内容の80%が陶芸のはなしw みんな誇りを持って仕事してるんだなぁと、すごく嬉しく自分も誇らしい気持ちになりました。 『豆皿』 豆皿ってすごい使いやすいんですよ 醤油など入れてもいいし、薬味入れてもいいし、小さいお菓子いれてもいいし 万能!! しかも、小さいから収納スペースもいらないし、価格も安いし買いやすい。 けど、ぼくは陶芸家としてはつくってこなかったのです『豆皿』 小さいお皿をつくるのは技術的に問題ないのですが、価格です! ぼくがロクロで豆皿つくったら安くても1万円以上はしてしまいます。その値段で豆皿は買いにくいです。 産業革命のおかげ しかし、とうとう産業革命のおかげで、豆皿をつくることになりました。 しかも、ぼくのオリジナルのスペシャル釉薬を10種類使い、10色のいままで世の中の人達が見たことない豆皿を研究制作してます。 しかも!豆皿一個1,000円の予定! 確定ではありませんが、1000円でお客様に提供できれば最高だなと思い、いろいろ考えております。 豆皿の発表はいつになるかまだ未定ですが お楽しみにしていてください! 陶芸家 青木良太
何度もの試作 型を作ったらそれで、すぐ完成ではない 焼きで失敗する事がとても多いのです焼き物は。今回のボナペティ9プレートはサイズが焼き上がりが27cmととても大きいので、さらに失敗する条件が多くなる。 昨年から何度も何度も失敗しては、型をつくり直しの連続でした。 ようやく!焼き上げ成功! いまから量産体制にはいります。 よかったぁーうまくいって 陶芸家 青木良太
家に帰ってご飯つくるのがめんどくさい、、お皿洗うのがめんどくさい、、 そんな時は食べたい食材をフライパンにつっこんで
左側が生の作品(焼く前)右側が完成作品 焼くとこんなにも縮むのです!つまり陶芸家さん達は作品をつくる時に一回り大きい作品を粘土でつくります陶芸家さん達はすごいですね! 「そんなの何回かやればわかってくるんじゃない?」と思うじゃないですかそうなんです。何回かやれば、誰でもできるのですぜんぜんすごくない はい。焼き物はなぜ縮むのかの簡単なお話をします 焼く前のハンバーグをイメージしてみてくださいハンバーグってフライパンで焼くと少し小さくなるんですよね焼くと素材が収縮しようとして、素材と素材の間の空気がある空間が小さくなる素材の粒子自体が小さくなるなので、焼き上がったハンバーグは外は固いですよねあれを、さらに焼くと芯まで火が入りもうカッチンカッチンになって食えなくなりますさらに焼くと黒コゲになり、最後は灰になるでしょう 料理は200℃前後の話ですが陶器の場合は1200〜1300℃で焼きます 温度のイメージが沸かないと思うのですが人間が死んだ時、火葬場で骨が焼かれますあれは、だいたい素焼きの温度と一緒で700〜800℃ですそれ位で焼くと骨がかろうじて残りますでは、1200℃で焼くとどうなるか?はい。消えてなくなります。連続ドラマで殺人事件で陶芸家が犯人として出てくるという、陶芸家あるあるがあります(実際やってる人は知り合いにはいませんが) 粘土は1200〜1300℃の高温で焼くとハンバーグと同じように焼き固まることにより強い強度ができ、表面にかかってる釉薬(簡単にいうとガラスの膜)が溶けて、水が漏れなくなります このように焼き物はできあがります 陶芸家 青木良太