皆さん、こんにちは!
まずは、このページを開いていただきありがとうございます。
また、「#刑務所から世界へ」にご支援くださった方、興味を持ってくださった方、本当にありがとうございます。
NPO法人コンフロントワールドでは、2019年7月26日~8月15日までの期間、CAMPFIREにてクラウドファンディングを実施しています。
今日の #わたしの好きな世界 は藤田直(ちょく)がお届けします!
私がご紹介する国は、東南アジアの一国、「カンボジア」です!
カンボジアの有名な都市というと、シェムリアップやプノンペンですね!
世界遺産として名高いアンコールの巨大遺跡群やクメール語で“聖なる寺院”という意味を持つプレアヴィヒア寺院等が有名な観光地として知られていますが、今回は是非、皆さんにおススメしたいカンボジアの穴場の都市『コンポントム』を紹介いたします!
コンポントム州はどこにあるの?
コンポントム州は、カンボジアの中央に位置し、アンコール遺跡群のあるシェムリアップとプノンペンの間に挟まれている都市です。
コンポントム州に訪れる手段は、カンボジアの会社が運営するバスで訪問することができます。シェムリアップ~プノンペン間と、プノンペン~シェムリアップ間のバスが運行しています。僕の体験談ですが、コンポントム州終着便はないので、あらかじめ運転手の方に、「コンポントムで降りたい」とお伝えすることを推奨します。
①日本人の名前が付いた村-ナカタアツヒト村-
(アツ小学校・中学校の正門)
私は元々、コンポントム州について詳しく知っているわけではありませんでした。
コンポントム州を訪れようと思ったきっかけは、中田厚仁さんのことを知ったからでした。
中田厚仁さんは、1993年カンボジアの総選挙に国連選挙監視ボランティアとして参加し、当時、まだ情勢が不安定であったカンボジアの村々に赴き、民主主義の大切さを訴えていた方です。
しかしながら、選挙目前に射殺され亡くなりました。25歳の若さでした。
私はこのとき、生まれていませんでしたが、様々な文献を見て、中田さんが若い人たちに「国際協力」という言葉を浸透させたことがわかりました。
そして、中田さんの想いは、カンボジアの方の心にも確実に届いていました。
中田さんの四十九日の法要の日に行われた総選挙で、中田さんが命を懸けて奔走した活動地域の投票率はなんと99.9%に上りました。
その後、厚仁さんの”アツ”の名が付けられた村や学校が作られました。
私が訪問した際にも、多くの生徒が学んでいる様子を見ることができました。
また是非、訪れて子どもたちと交流したいと考えています。
(校舎の様子)
(中田厚仁さんの石碑)
②美しい森の深くに存在する古代都市-サンボー・プレイ・クック遺跡群-
(サンボ―プレイクック遺跡群の中の建物から撮った写真)
ナカタアツヒト村から、さらに30分ほどタクシーを走らせると、サンボ―プレイクック遺跡群があります。それは、広大な美しい森の中にあります。
有名なアンコール遺跡群よりも古い時代に造られた寺院及び古都遺跡で、造られた時代は、日本で言うと飛鳥時代!法隆寺の建設とほぼ同時期という古い歴史を持っています。2017年7月に、カンボジア国内3番目の世界遺産に登録されました。
私は、世界遺産に認定された直後に訪れることができたので、とても嬉しかったことを覚えています。
(植物と一体になった煉瓦造りの寺院)
このサンボ―プレイクック遺跡群の敷地内には、全体で300近い遺構が発見されているそうです。
なので、とても広い…RPGのダンジョンをさまよっているような感覚に陥ります。
歴史史料「隋書」には豪華な宮廷模様が描き出され、城内に2 万近くを超える家々、国内に30以上の大城があったと言われています。
(森、森、森、寺院、森、森、寺院、森、森…)
長く続く森の一本道を歩いていくと、そこには、圧倒的な存在感を放つ樹木と融合した遺跡群が姿を現します。その様子は、圧巻という二文字しか浮かびませんでした。
自分自身のことについて、深く悩んでいた時期だったのですが、凄く心が洗われる気持ちになりました。
皆さんも、何かにぶつかったとき、悩んだとき、是非この場所へ訪れてみてください!
この大自然が、あなたを癒してくれると思います!
(一番興奮した寺院、広大な遺跡群の奥深くにあります!ぜひ探してみてください!)
今回、コンフロントワールドが動かしているクラウドファンディングも、そんな皆様にとって未知の刺激になってもらえたら嬉しいです。
「こんな世界があるんだ」
「こんなことをやっている学生がいるんだ」
ということを、弊ページの「ホーム」をご覧になって、感じてみて下さい。
今後とも何卒、宜しくお願い致します。
NPO法人コンフロントワールド 藤田