はじめまして、石戸純と申します。
シェアハウス「我がや」のシェフ兼筋肉担当です。
ぼくが「我がや」を通して目指したいことは、「シェアハウスという個性を活かし合う環境の中で、自己表現をして生き、周囲の人のありのままを発露させていくこと」です。
ぼくは電気屋を営む家系の次男として生まれ、「純」という名前を受けました。趣味は『SASUKE』で、4歳の頃にテレビで『SASUKE』を観て大ハマリし、いまでもトレーニングを続けています。
ぼくは「純」という名前が大好きです。純粋さや、本物であること、正直である、とか、そんなイメージを持っているから。
現在は立命館アジア太平洋大学を退学し、放送大学の3年生として、心理学を学んでいます。
冒頭に述べました、「自己表現をして生きたい」ということや、「周囲の人のありのままを発露させていきたい」という気持ち。
それがどのようなもので、そしてなぜ「我がや」を通して実現していきたいのか、ご説明させてください。
ぼくは前の大学を退学する前に1年半休学していました。理由は、
「このまま大学にいても、やりたいことがわからないし、どうすればいいのかも分からない」という漠然とした不安でした。
どうすればいいのかが分からないし、誰も頼れる人がいない。そんな状況を打開するために、主催のふみっくすも参加した、Narrative Career School に参加しました。
参加者や社会人のメンターの方々と話す中で見えてきた、自分のありたい姿。それは、
「自分自身や人の可能性を開いていきたい」ということでした。
ぼくは自分のことを「どうせ自分なんてだめだ」とか、人に対して「人は離れていくものだ」といろいろ理由をつけては諦めていました。
中でも、人と向き合う活動をするきっかけになった言葉があります。
「純くんは、本当は人ともっと繋がりたいんじゃない??」
思考や諦念で諦めていた自分のこと。
人と繋がりたいという思い。
ほんとうにあった願いを切り離していた自分にとっては、なぜかその言葉が、光が差す救いの言葉のように聞こえたのです。
「やりたいことはわからないままだけど、人と向き合ってみよう」
そう思って、人と向き合う活動として、遊びながら学ぶ探究型学習塾でインターンシップを始め、参加した合宿のメンターとしても活動を始めました。その中で、NVCなどの自分の内側の感情やニーズを大事にするコミュニケーション手法と出会い、ほんとうに人生を彩りをもって過ごせているな、と感じています。
そしてもう1つの大きな変化は、TBSの番組の『SASUKE』を本気で目指すようになったことです。
僕は4歳から憧れていましたが、「キャリアには活かせないから」とか、「自分なんかにはできない」と決めつけていました。
でも僕のいのち、奥底の自分の声は語りかけるのです。
「君は、本当はSASUKEがしたいんだよね」
その声を間に受けて、オーストラリアにSASUKE修行に行ったり、シンガポールの大会に自ら出場したりして、好きに自由にチャレンジする喜びを感じることができました。
いまでも自分の力不足さを感じる中で続けるモチベーションを保つのに苦労しています笑
それでも、どんなに打ちひしがれても、くじけそうになっても、諦めないのは、
「ただやりたいから」という気持ちがあるからだと思います。それこそが自己表現で、肩の力が抜けていて、自然体である状態。
この家が掲げる「我がまま」とは、「私の中にあることを、そのままに、あるがままに表現すること」かなと思っています。
やりたいことや、伝えたいこと。時には相手へフィードバックをする言葉も「我がや」では表現します。
これがちゃんと「うん、そうなんだね」と受け入れ合えるのは、住人がお互いの内側であることをまず受け止めて、感情やニーズを言語として会話できるからだと思います。
僕は「純」という名前だからこそ、純粋さをとても大事に生きていきたいです。
「我がや」でも多くの人が純粋なままの、ありのままの願いを体現していけるように、その願いを思い出すためのテクノロジーとして、NVCを提供できればと思っています。
また、健康的でおいしい料理をほぼ毎日住人に作っています。ぜひ皆さんと出会えることを楽しみにしています^^