2017/03/17 16:10
第二週目の授業が終わった後、授業を欠席した生徒から釈明の電話が。
聞くと、私が借りているアパートの近くにいるということなので、直接会って話すことに。
時刻はもう22時を回っていましたが、これまで仕事をしていたそう。
しかも、話を聞くと、これからまだ仕事があるのだと言うのです。
彼は、ダマスカスに両親や兄弟を残したまま、一人でヨルダンに来ています。
自分の生活するお金とシリアの家族へ送金するお金を稼ぐために昼間の仕事に加え、
夜間、ヨルダン在住の外国人にアラビア語を教えるアルバイトをしているとのことでした。
自分と同じ25歳。3年前からヨルダンで難民として暮らしているそうです。
英語もペラペラで、志も高い。戦争が起きてなかったら、どんな暮らしをしていたのだろう?
自分以外の多くのものを背負っているが故に、
教育や自己研鑽の機会を奪われてしまっていることがとても悔しく思います。。
こういう生徒を途中でドロップアウトさせず、
大きく活躍していってもらうためにも、フォローアップに力を入れていきたいと思います。
頑張ります。