いよいよクラウドファンディング募集締切りまであと2日となりました。
これまでご支援やシェアのご協力をいただいていることに改めて感謝します!
現在進めている本の編集の風景についてご紹介します。
8月〜9月にかけて出版プロジェクトチームとの編集会議を進めています。
いままでのトークの素材をもとにした原稿は実際かなりのボリューム(文字起こしをしてくださった方達に感謝!)で、これを荒く削っていく作業の先にようやく、本来の編集と呼べる段階へと進めていけるのです。
それらの作業の進行や内容の確認などのためにミーティングを重ねています。
ディレクターの瀧内さんは長野県長野市、編集の増村さんは長野県諏訪郡と、それぞれ少し離れた地に拠点があり、我々gift_は東京・清澄白河から、ビデオ会議を何度か行っていました。
ビデオ会議は音声が聴こえづらかったりすることもありましたが、そんな環境の中ででも、できるだけ進めていこうと、文章素材の整理や方向性の検討などを進めていました。
そして先日は皆で都合を合わせ、直接顔を合わせてじっくりと形になるまで話そうということで東京のgift_labに集まって、およそ5時間に渡り検討を重ねる話し合いをしました。
ここでだいぶ方向性の整理ができてきました。
全体を通してのゲストの方たちとの対話の整理や、ここまでで話されてこなかった(無意識に省いてしまっていた)私たちgift_を構成するバックグラウンドや他の活動要素などを改めて確認し洗い出す作業はとても新鮮な感覚で、改めて自分たちを客体化する実りある時間となりました。
また装丁デザインについての確認等も行い、具体的なイメ−ジががより浮かび上がってきました。
これらのおかげで、さらにいままでより「本」としての構成が鮮明に見えてきたと思います。
ここまで話し合いの中で確認しているのは、実用書のように簡潔に答えや要点をまとめるものではなく、私たちのことやトークゲストの方々それぞれの、ある種の ’ 冒険記 ’ のようなイメージで対話を紡いでいくような形態にしていこうというものです。
読まれる方それぞれの状況にあった解釈や気づきがあると良いなと思いながら。
そこに、写真家の林 雅之さんの松代の冬の写真を差し入れたり、対話の中にはあまりでてこなかったが私たちの大切な基点となるようなコラムを差し挟み全体を補完していくことや、それらの要素が全体の流れの中でどのように展開していくのかを検討しています。
こうしたことを詰めていきながら、形になる時を迎えるべく編集はまだ続いています。
引続き、どうか見守っていてください。