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【卒業までのラストミッション】 残り8ヶ月の地方学生が解決する食料廃棄問題

フードシェアリングサービス「ETASTE」を2019年10月中にリリースします。「ETASTE」では、飲食店や小売店で発生する、安心安全で食べられるにも関わらず、規格外・形状不良、閉店時間間際が原因で廃棄されてしまう直前の食べ物を扱います。

現在の支援総額

503,374

100%

目標金額は500,000円

支援者数

76

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/08/09に募集を開始し、 76人の支援により 503,374円の資金を集め、 2019/09/13に募集を終了しました

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現在の支援総額

503,374

100%達成

終了

目標金額500,000

支援者数76

このプロジェクトは、2019/08/09に募集を開始し、 76人の支援により 503,374円の資金を集め、 2019/09/13に募集を終了しました

フードシェアリングサービス「ETASTE」を2019年10月中にリリースします。「ETASTE」では、飲食店や小売店で発生する、安心安全で食べられるにも関わらず、規格外・形状不良、閉店時間間際が原因で廃棄されてしまう直前の食べ物を扱います。

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みなさん、こんにちは。

ETASTE代表取締役の川畑です。


いきなりの報告ではありますが、この度、ETASTEをクローズさせて頂きます。


大きな理由としては、私自身の計画性の無さと資金繰りの難しさ、そして私自身の覚悟の足りなさです。(飲食店さんのニーズがなかったこと。)



今回の理由に至った経緯を時系列に沿って説明させていただきます。


まず、はじめに僕たち作りたかったサービスETASTEは、フードロスをなくすサービスです。具体的には、飲食店で予約のキャンセル、人数変更、作りすぎなどが原因で出てしまったあまりものの食品を私たちのアプリを通して次の消費者に繋げるというサービスです。


ですが、そのサービスは都内で既にサービスとして存在しているTABETEというものと同じでした。正直、僕たちは、フードロスを無くしたいという思いで動いていたのでサービスとしての差別化には深くこだわっていませんでした。


それからというもの、熊本市内の飲食店さんに営業をする日々が続きました。

自分たちは”フードロスを無くしたい”一心で一軒一軒飲食店さんに電話でアポを取ってお話しをさせていただきました。実際に店舗さんで新しくサービスを始めてみるというハードルは想像以上に高く、断られることが多かったです。しかし、その気持ちに答えてくれるかのように契約してくださる店舗さんは確かにいらっしゃいました。


それから、開発も徐々に進み、プロトタイプも出来、飲食店さんにも実際に触ってもらっていました。

その後、本当に飲食店さんや消費者さんたちにとり、ニーズがあるのか検証を始めました。

媒体は、LINE@を使い、ユーザーは自分たちの周りの友人や知人に登録してもらい、数十店舗の飲食店さんに協力していただいて、フードロスが出そうなときに私たちに連絡してもらい、その情報をユーザーに届けて実際に購入してもらい、店舗さんに直接向かってもらう内容でした。

期間としては、2週間設けて実験しました。

結果として、飲食店さんから残った食べ物が出品させる回数は想像以上に少なかったです。

理由を分析するために、飲食店さんにヒアリングを重ねました。

結果として、そもその事前にロスになる商品が予測つかないであったり、閉店直前にならないとロスの量がわからないであったり、フードロスという言葉の印象がよくないこともあり出品しづらいという率直な意見をもらいました。


そこで、飲食店さんが出品に至らなかった課題である”フードロス”という言葉の印象がよくないということにフォーカスして、どうしたらフードロスという言葉の印象を払拭できるのかを考えました。


そこで、次に私たちが取ったアクションが、商品価格を割引せずに販売するということです。

そもそも飲食店さんで予約の人数の変更やキャンセルで余った食べ物が出たときに、その食べ物が自然と安価で提供されることはどうなのかという考えに至りました。

価格を下げることなく、別の観点で付加価値をつけて販売することができたら、フードロスに対しても印象が悪くなることがなく、次の消費者に商品を受け渡すことができるのではないかと考えました。


そこで考えたことがターゲット(初期ユーザー)を社会課題に対して関心が高い人に絞るということでした。

そういう人たちに対して廃棄の危機になりそうな食べ物の情報を集めて、定価付近で提供しようと考えました。付加価値として、3回我々のサービスを使ってくださった方は、3回目には社会に対して選べる寄付ができる仕組みを作りました。

社会課題に関心がある人たちを初期ユーザーとして囲み、その後どんどん輪を広げていこうと考えていました。

そこまでのプロトタイプデザインは作りました。


そこから開発と営業をさらにやっていこうという思いでいました。


それと同時に、会社の方向性をきちんと考える必要が出てきました。

主に、資金繰りと来年からの運営についてです。


資金繰りに関しては、会社として立ち上げた以上、手伝ってくれるメンバーにはお金を対価として払う必要がありました。しかし、私たちの運転資金ではメンバーに対して継続的に払えるお金はありませんでした。ここが今回私たちが辞める意思決定をした一つ目の理由です。


資金調達をすればいいじゃないかという意見も頂いたのですが、来年度以降もETASTEを続ける予定でしたが、私自身来年から一般企業に入って学びたいことがまだ存在することと、熊本を来年度から去ってしまうこと、それと、どうしてもメンバー間で温度差があり、仮に資金調達がうまくいったとしても来年からの運営がうまくいく未来が見えなく、仮に上手くいかなくなった時は、現在契約を頂いている”飲食店”の方々に多大なる迷惑をかけることになると思いました。中途半端に終わるのであれば、ここまで様々なことに時間とコストをかけてきましたが、リリースする必要はないと考えました。


ここまでの責任は、来年度の運営において資金や会社としての計画性がなかったのと、進路を一本に選択できなかった私自身の力不足としか言いようがありません。


事業を立ち上げ、作り、動かす事はとても難しいことであると痛感しました。

それと同時にメンバーや自分以外の誰かを雇うことも資本金が必要だということに気づきました。


みなさんから頂いた大変貴重な資金については、クラファンのリターン作成費用、会計ソフトfreeeなどのソフトウェア費用、人件費などに全て溶かしてしまった現状です。


ここまで作り上げてきましたが、いったんこのサービスはクローズさせていたくことにしました。


本当に、自分のわがままで突き進んでしまって多くの方々の期待に応えることができなく

申し訳ないです。

この失敗した経験は必ず次に生かしていきますので、引き続き応援していただけたらと思います。


本当に申し訳ございません。


ETASTE 代表取締役川畑孝史 

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