はじめまして!小笠原村観光局です。
プロジェクト開始から6日目、30人、244,000円のご支援をいただきました。
ありがとうございます!
活動報告、第1回目は、まずは私たちの「Bonin Bon-Odori Festa」への想いを改めてお話しさせていただきたいと思います。
昨年、2018年9月29日に行われました「Bonin Bon-Odori Festa~竹芝で 50周年だョ!全員集合!!」。
小笠原諸島の返還(日本復帰)50周年記念事業として開催されました。
もともとのきっかけは「小笠原の返還50周年って大きな節目で、島では式典やイベントが目白押しでみんなが祝う場があるけど、内地(本土)で何もないのはさびしいよね」といった発想でした。
内地には小笠原諸島出身者はもちろん、観光や仕事で小笠原を訪れ、小笠原ファンになってくれた方もたくさんいらっしゃいます。そんな皆さんと一堂に会して「返還50周年おめでとう!」という喜びを共有できる場を作りたい。
では何をしよう?
大勢の人が集まって喜びを共有できること、一緒に盛り上がれること、小笠原ならではなこと…などなど。
そうしたいろいろな要素を兼ね備えてできることって何だろう?と皆で頭を悩ませた末、誰ともなく
「小笠原の盆おどりを内地でやったらどうだろう?」
との意見が上がりました。
最初はみんな「いやそりゃいくらなんでも無理でしょ」といった受け止め方でしたが、よくよく考えてみれば、
・アンコールまでかかるあんなアグレッシブな盆おどりはまさに小笠原ならでは
・ちょっと練習すれば踊りの輪に加われる、みんなが参加できるイベントにできる
・島出身者にとっては幅広い世代の共通の思い出の一つ
・小笠原現地の盆踊りは1年でも最も船のチケットが取れないお盆開催なので、「行ってみたいけど行けない!」という方がたくさんいる
などなど、「みんなで一緒に盛り上がって、喜びを共有できる」にはいいことづくめじゃないかとみんな考えはじめ、
「無理を承知でやってみよう!」
ということになりました。
内地でやるなら…場所はやっぱり、小笠原への玄関口、小笠原出身者、小笠原体験者にとっては象徴的な場所。
定期船「おがさわら丸」が発着する港区・竹芝の客船ターミナル!
どうせやるなら、島の盆おどりを出来るだけそのまま竹芝で再現したい。父島の2段大やぐらを作りたい、祭り太鼓は必須でしょ、島出身の料理人の皆さんに「島の味」を出してもらいたい!…など、いろいろな無理を何とかする方法を模索する日々でした。
当日は…あいにくの雨模様からスタートしましたが、お集まりいただいた2000人以上のお客様の熱気が雲を追い払ってくれたのか、盆おどりスタートの時間には奇跡的に雨が上がり、2000人以上の大人数が何重もの笑顔の輪になって踊っていただくことができました。
世界自然遺産登録の、小笠原だけにしかない自然の素晴らしさも小笠原の大きな魅力の一つですが、島民と外から来たお客様が一緒になって触れ合い盛り上がる盆おどりも、間違いなく小笠原の魅力の一つです。
小笠原の魅力をより多くの人たちに広めたい、「小笠原って面白そうなところだね!行ってみたい!」と思っていただくきっかけを作りたい。
そんな思いから、私たちは今回のプロジェクトを進めています。
ぜひ、皆さんのお力添えをお願いします!