こんにちは。リアルジャパンプロジェクトの桑原です。
今回はリアルジャパンプロジェクトが現地商工会の方と二人三脚で取り組んできたAJI PROJECT(アジプロジェクト)をご紹介します!
石のある暮らしを。現代のライフスタイルに寄り添うAJI PROJECT
2012年よりスタートしたAJI PROJECT。香川県高松市の牟礼町・庵治町で採れる庵治石を使用して「暮らしに寄り添う庵治石」をテーマに、産地の職人11人がプロジェクトに参加しています。
その魅力の発信のためパートナーの地元商工会のみなさんに会いに、リアルジャパンプロジェクトは毎月この地を訪れています。海に面した豊かなこの町は、石材業が平安時代後期からおよそ1000年に渡り続いています。
高級石材としてこれまで日本の寺社仏閣やお墓に使われてきた日本の銘石。この歴史と産地の技術を繋げられるよう、きっかけづくりとして、庵治石をたくさんの方に知ってもらえるよう活動をしています。
花崗岩のダイヤモンドと呼ばれる美しさ!
使用している石材は、日本三大花崗岩のうちの一つでもあり世界でも花崗岩のダイヤと呼ばれている庵治石です。
香川県の北東部に位置する高松市牟礼、庵治地方だけに産出される花崗岩で、水晶と同じ硬度をもち「花崗岩のダイヤモンド」と呼ばれています。
イサム・ノグチも魅了した、地域の宝
20世紀を代表する彫刻家イサム・ノグチも庵治石に魅了された一人。庵治石の産地である香川県の牟礼町を訪れたノグチは、その後この地にアトリエと住居を構え、以降およそ20年間、NYを往き来しながら作品を生み出していきました。
今ではインスピレーションの源泉となった当地域でイサム・ノグチ庭園美術館として彫刻作品が多数残っています。
人の近くに静かに佇み、生活に溶け込むようなプロダクトに!
AJI PROJECTの商品はシックなモノトーン基調の部屋はもちろん、ナチュラルな木の空間にもぴったり。
石は自然由来。だからこそ抜群に相性がいいんです。
職人の持つ技術と発想から形になった作品は、スタイリッシュに仕上げられたいますが、手仕事のあたたかさが残るようにしているので、現代の暮らしに馴染むナチュラルさがあります。
庵治石の産地だからこそ発達した高度な加工技術!!
こちらはAJI PROJECTの「ROCK END」石の自然な形を活かしたブックエンドです。
AJI PROJECTのプロダクトは一つ一つ職人が石を削り出し作っていますが、このブックエンドも製作にとっても根気のいるプロダクトなんです。
自然の庵治石の風合いを生かしたROCK ENDは、山での石選びからものづくりがはじまります!
石の自然な形を活かすため、1つの石を慎重に2つに割り、本に接する面は本を傷めないように研きの加工を丹念に施しています。
地元の石工職人が熟練の技だからこそ、自然の風合いを損なわないよう、かつ実用的になるよう磨きをかけることができるのです。
現地の石工さんたちは、「庵治石の魅力をもっと知ってもらいたい!」という想いを、技術力を駆使してプロダクトで表現しています。
石工の技術による削り出しの製法で作られ研磨の調整により石の色に表情を出していくので、自然石の独特の存在感が生活のアクセントになるのはもちろん、素材を生かしたデザインはひと肌にやさしく伝わるひんやりとした温度が心地よく思わず触れたくなります。
今回このROCK ENDはクラウドファンディングでリターン商品にもなっております!!
AJI PROJECTをさらにみなさんに知っていただける機会にもつながる今回のクラウドファンディング。皆様引き続きどうぞ応援宜しくお願い致します!!