▼ご挨拶
プロジェクト公開6日目にして目標の100%を超えるご支援をいただき、誠にありがとうございます!
想像以上のご期待を頂戴し、逆にプレッシャーで眠れません(苦笑)。
さて、最初の活動報告として相応しいかどうか悩んだのですが、やはりお知らせしない訳にはいかないと思い、ここで書くことにいたします。
▼初代番頭ごまちゃん
プロジェクト本文の中で「ぼくが番頭になるよ!」と言ってくれていたDr.ごましお君が、5月27日の朝8時半になる前に、猫伝染性腹膜炎のため旅立っていきました。
ごまちゃんは一般社団法人LOVE & Co.のシェルターで最初に保護された猫です。
この通称「ラブコ」さんは、CAMPFIREでの先輩でもあり、私の頭の中だけにあったCat's Meow Booksのコンセプトを世に出す後押しをしてくれた存在でもあります。
▼ごまちゃんとの出会い
「保護された犬猫たちと家族の出会いをつなぐコーヒープロジェクト!」というタイトルに目を奪われ、「プチシェルター&オフィスへご招待」のリターンを目当てにパトロンになったのは昨年の3月初旬。その時ごまちゃんはまだ保護されていませんでした。
そして、シェルターに初めて訪問した昨年の5月21日、唯一出迎えてくれた猫が彼だったのです。
(打ち合わせにも参加)
思い返すと、私が(少しオドオドしながら)ラブコのスタッフに「猫のいる本屋」の企画書を説明している時から、ごまちゃんは聞いていたのだと思います。
初めて会った時から、彼をいつか店員として迎えたいと考えていましたが、店舗となる物件はおろか、まだ出店する街すら決まっておらず、縁が続くことだけを願っていました。
そんな彼が体調を崩していった経緯、そして「本屋に行きたい」と言ってくれた状況などは、ラブコさんのブログに詳しいです。
▼永遠にCat's Meow Booksの番頭さんとして
私はごまちゃんの復活を本気で信じ、レジの横を彼の居場所としてずっと考えていました。
せめて、完成した店内や居場所となるはずだったレジカウンターは直接見せてあげたかった。
このプロジェクトが公開され、自主企画した「猫本ナイト」のイベントが無事に終了した翌朝に、彼は呼吸を止めました。それでもギリギリまで待っていてくれたのだと思います。
身体は無くなってしまいましたが、ごまちゃんは初代番頭として、常にCat's Meow Booksのレジ横に座っています。
ごまちゃんのことを既に知っていてずっと愛している方も、この活動報告で初めてお知りになった方も、機会があれば店のオープン後、彼に会いに来てください。ごまちゃんは人に会うのが大好きな猫でした。どうかよろしくお願いいたします。