東京学芸大学アメリカンフットボール部SNAILSを支援していただきありがとうございます。
DB(ディフェンスバック)4年 山 杜彦です。
練習後の疲労感と中央線の絶妙な振動のせいで、うとうとしながらこの文章を書いています。
僕は「SNAILSの日常について書く」担当なのですが、初投稿なので少し真面目に、僕が日常で感じている「大学で部活動をする意味」について書こうと思います。
多くの人のイメージにあるように、体育会系の部活はサークルや同好会に比べて、肉体的な負荷や精神的なプレッシャーが大きく、また、基本的に活動時間が長い場合が多いです。実際、弊部ではウエイトトレーニングは週4日、練習は週5日、そしてミーティングはほとんど毎日あります。
それでもなお、必ず努力が実を結ぶというわけではなく、試合に負け涙をのむこともある。そんな世界です。
学科の友人には、どうしてそんな頑張るの?と不思議がる人もいます。そして聞かれるたびに、僕は、どうしてだっけ?と考えるのです。
そんな時に僕はこういうことを思い出します。
小学生のとき、仲間たちと勝ち取った都大会の舞台に意味なんてなかったか?中学生の時、キャプテンとして率いた最後の試合、最後の打席での空振り三振に意味なんてなかったか?高校で始めたバレーボール。あと一勝を逃してインターハイに出場できなかった経験は、意味のないことだったのか?
いや、違うでしょと。結果に関わらず、スポーツは自分に常に何かを与えてくれた。
人生80年生きるとしたって、毎日部活動のことだけ考えて、文字通り一所懸命になれるのは、もうこの間だけ。4年生はあと3ヶ月。
とことん濃密な時間を過ごして、人生が終わる時にあの時アメフトしててよかったなあと思えるように。出し切ります。
—NEXT GAME—
vs. 千葉大学 POSEIDON
9月21日(土)
16:15 KICK OFF
@駒沢第二球技場
https://www.tef.or.jp/kopgp/access.jsp