こんにちは。ちいさな絵本屋より最後の活動報告です。 2017年の出店が終わりましたので、いただいたお金でちいさな絵本屋は何をしたのか、何ができなかったのか、そして来年はどうするのかをご報告いたします。 7府県で出店、遠征費用は13万円 出店先は下記のとおりです。 宮城県石巻市 千葉県千葉市 愛知県名古屋市 大阪府大阪市 広島県呉市 島根県松江市 熊本県熊本市(鳥取県米子市は活動拠点のため含みません) 地震で大変な思いをされた、東北と熊本そして鳥取と、関東、中部、関西、中国で出店することができました。「全国進出」と言いつつも北海道と沖縄、四国、それから北陸に行けなかったことが心残りです。 お金の出入りは、 集まったお金:10万円遠征費用:13万円 です。 さらにリターンにかかった費用があり収支は赤字です。 ただ「赤字だからプロジェクトは失敗した」という見方ではなく、「無名の個人の呼びかけにお金を出してくれる人がいて、10万円も集まったこと自体がすごい」ということを強調したいと思います。 もし支援が集まらなくても各地を旅して出店しようとは決めていましたが、パトロン様という後ろ盾があったので、より思い切って動くことができました。ご支援くださったお一人おひとりに本当に感謝しています。 リターンについて リターンの準備はとても楽しかったです。【勝手に選書】では送っていただいたプロフィールからその方のことを思い浮かべてどんな本がいいか頭を悩ませ、出店のかたわらでポストカードにボールペンを走らせ、鳥取県内を駆け回ってそこでしか手に入らないおみやげを探し、貴重な体験をさせていただきました。 リターンは「その方への特別なプレゼント」です。プロジェクト終了後、有償無償問わず公開する・募集することはありません。(鳥取応援のおみやげセットについては、ぜひ鳥取へ遊びに行って買ってください) 来年の活動について 「地方で生きる」をテーマに、今年ご縁ができた場所や人とのつながりを大切にしたい、と考えています。 具体的には、・今年訪ねたまちを再訪する(全部ではない、一部は再来年以降) ・今年声をかけてもらいながら行けなかったまちには行けるよう調整する ・今年よりは出店回数を減らし、仕事をしつつ無理なく続けられる予定を組む つもりです。 ちなみに来年の活動は、自己資金でまかないます。 今のところクラウドファンディング第2弾を立ち上げる予定はありませんが、フレンドファンディングの「polca(ポルカ)」を出店時の決済に導入しようかと検討中です。 最後に この活動報告をもちまして【新しいカタチの本屋・ちいさな絵本屋を全国で出店したい!】プロフェクトは終了いたします。 ご支援くださった20名のパトロンの皆様、campfire様、campfire×local兵庫様、SNSなどで拡散・応援してくださった皆様に心よりお礼申し上げます。 またどこかでお会いしましょう!
こんばんは、ちいさな絵本屋です。 今回10月28日は、島根県松江市の「BOOK在月(ありづき)」に出店しました。 選書は、「本と詩歌と暮らしの本」というテーマで、本の本、短歌や詩の本、それから小商いや新しい働き方の提案なども含めた暮らしについての本を並べました。前回の名古屋での出店から2週間というハードな準備期間でしたが、闇鍋文庫も何とか20冊作成し、松江のお客さんにも面白がってもらえて終わってみれば15冊も旅立っていきました。 BOOK在月は初めて行ったのですが、前からツイッターでつながっていた方とお会いできたり、呉でご一緒した方と再会したり、あと「大阪と名古屋の一箱古本市でご一緒していたけどお話しするのは初めて」という方がいらっしゃって、三度目の正直でようやくご挨拶できました。 それから、BOOK在月実行委員会様より「BOOK在月賞」に選んでいただきました!見てください素敵なプレゼント!! レザーのしおりで、片面には本の切り抜きが貼りつけられ、写真ではわからないですがめくって読むことができます。 大切にします。本当にありがとうございます。 では、次回の出店予定とお知らせを1件。 次回は、11月19日の米子フリーマーケットに出店するつもりです。これが今年の活動の最後なので、気合を入れて絵本たちを持っていこうと考えています。 次にお知らせです。 【鳥取応援!おみやげセット】のパトロンの皆さま、大変お待たせいたしました。 本日、リターンのおみやげセットを発送いたしました。郵便屋さんがお家に届けてくださいますので、受け取りをお願いします。週半ばになっても届かない、届いたけど何かしらの問題がある場合は、お手数ですがご連絡いただけますでしょうか。 それではまた次の活動報告で。お読みいただきありがとうございます。
こんにちは、ちいさな絵本屋です。 昨日10月14日は、名古屋で開催中のイベント「ブックマークナゴヤ」の催しのひとつ「ブクマ古本市」に出店しました。 雨の予報だったので心配していましたが、曇りで一時は薄日も差すイベント日和で、11時から16時までの5時間だけ会場の円頓時商店街は本屋さん街に変身しました。 開始前からお客さんがたくさんいらっしゃって、人の波が途切れなかったです。ブックマークナゴヤは2008年から10年続いてきた本のイベントなのですが、主催者側の方とお客さんとが一緒に大切に育ててこられたのだろうなと思いながら店番をしていました。 出店の成果はというと、 おかげさまで、売上冊数、売上金額が過去最高を更新しました! 出店するイベントごとに時間や趣旨も異なり、単純に数だけで計れるものではありませんが、素直に嬉しいです。毎回「次はどんなテーマにしようか」と悩んで選書して(ちなみに今回は「胃袋本(イブクロ・ボン)」でした)カートを引っ張って電車に乗って…と労力をかけているので、売れて荷物が軽くなるのはほっとしますし、人と本との橋渡しができてよかったなぁと思います。 もうそろそろ旅の終わりが見えてきたので、来年度の活動についても考えています。でもそれは、最後の旅が終わってから。まずは活動報告でパトロン様にご報告いたします。 さて、次回です。 次回は10月28日のBOOK在月(島根・松江)です。 一箱古本市の他、ビブリオバトル、島根本大賞の発表など本の楽しい催しがあるのでとても楽しみにしています。 選書のテーマは「本と詩歌と暮らしの本」楽しみながら、時々休みながら、準備していきたいと思います。 お待たせしている「鳥取応援!おみやげセット」もこのタイミングで発送する予定ですのでよろしくお願いします。
こんにちは、ちいさな絵本屋です。 10月1日、1年ぶりに広島の呉へ行ってきました。10回目を迎えるくれBookStreetで、いつものようにお店を広げました。 私にとって、くれBookStreetは「初めての遠征先」であり「ちいさな絵本屋としての今後を考えるきっかけをくれた」特別なイベントです。 1年前、たまたま参加した呉がとても楽しくて「もっといろんなところに行きたい」と遠征に目覚め、その少し前(正確には8月)にリリースされたCAMPFIREさんのファンクラブ(月額性のクラウドファンディング)のことを思い出し、「全国に出店するための移動資金を募る」クラウドファンディングを立ち上げることになりました。 当時のノートを開くと、 もっと「売上を上げる」ことを意識しないと、遠征はできない。 続けていく仕組みづくり 「やりたい」気持ちだけではムリ 何を目指すのか? などなど、気合が入っています。タイミングとしては、この翌月にCAMPFIRE×LOCAL兵庫さん主催のトークイベントがあり、そこでCAMPFIREの家入さん、鯖専門店SABARの右田さん、マガサンキョウトの岩崎さん、そしてLOCAL兵庫の生島さんのお話を聴いて、懇親会にも勇気を出して参加して、そこで家入さんに「クラウドファンディングやります!」と言ってしまったのです。そこからはまさに転がる石。苔むしてる暇なく今に至ります。 なので呉は私にとって特別なまちで、くれBookStreetは特別なイベントです。 思い入れが強すぎてなんだか語りすぎてしまいましたが、お店を広げている間はただただ「嬉しい」とか「楽しい」とか「美味しい」とか(巻き寿司の美味しいお店が商店街にあるのです)思って過ごしました。 皆さま、本当にありがとうございました。 次回は、10月14日のブクマ古本市at円頓寺商店街(名古屋)です。 ブックマークナゴヤという名古屋での本のイベントの中のひとつで、期間中は古本市以外にも楽しそうな本の催し物がいろいろ開かれます。 その次は松江(島根県)のBOOK在月、そして11月の米子フリーマーケットを今年の活動のラストにします。 お会いできる方はぜひ今年、今年お会いできなかったとしてもいつかどこかでお目にかかりましょう。それではまた。