2014/03/12 00:23


電子絵本の制作を「CAMPFIRE」にて応援してくださったパトロンのみなさまへ

「原発絵本プロジェクト」代表の小野です。

大変ながらくお待たせいたしましたが、絵本「ひかりのりゅうとぼくのくに」がようやく完成し、発売する運びとなりました。

iBooksアプリのインストールされているiPadやiPhoneにて、ミュージシャン「EA(エア)」の制作したBGMや、歌手マイカ・ルブテのナレーションとともに、絵本作家・ひだかきょうこの絵をお楽しみいただけます。

有料版は、3月中旬以降、iBooksで配信を開始する予定です。
Appleの審査の基準上、何日に発売しますと申し上げられないのが心苦しいのですが、また改めてお知らせいたします。
また、完成までに大変長きに渡り支援者の皆様をお待たせした事を深くお詫びすると共に、これまでの御厚意と、ご支援の気持ちに、心より、感謝申し上げます。

また、1500円以上ご支援くださったパトロンの皆様へは、リターンとして、ささやかな御礼になりますが、この電子絵本「ひかりのりゅうとぼくのくに」を、先行配信いたしました。「CAMPFIRE」のメッセージ機能にて、ダウンロードURL入りのメッセージを配信いたしましたので、そちらをご覧下さいませ。
電子書籍の仕様について、また売り上げの寄付先についてはメッセージ内にてご案内しております。

震災の日から、3年が経ちました。
原発に反対だ、賛成だと、思った事を言えた当時より、ずっと原発の事が語りにくくなったと感じます。
しかし「忘れるな」「思い出せ」と声高に言うよりも、なによりも自分自身が「当事者であり続ける事」。
そのことを一番大事にしたい、という気持ちを込めて作りました。

支援者以外の方々にも、配信日が決定し次第、こちらでご案内いたしますので、どうぞ、今しばらくお待ちくださいませ。

この電子絵本の売り上げは「公益財団法人東日本大震災復興支援財団」に寄付いたします。
福島のNPOやNGOについて調べた結果、福島の子どもたちへの教育支援プログラムが充実しており、また、長期的、計画的に被災地への支援を行う団体として信頼のおける団体である本団体に寄付するのが、一番妥当であると判断したからです。
クラウドファンディングで制作資金の支援を募集した段階では、別の団体への寄付を想定しておりましたが、年月が経ち被災地の状況が変わった事を加味して、寄付先を変更させていただきました。ご了承いただけますよう、お願い申し上げます。

第一回の配信では、力及ばずで日本語版のみの発売となりましたが、福島を支援する意味でも、ぜひ、世界中で広めてゆきたいと考えております。
今後も英語版や、その他外国語版の制作を進めてゆきますので、ご期待いただけましたら幸いです。


ここまで応援してくださいましたパトロンの皆様には
深く感謝しております。
本当に本当に、ありがとうございました。

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また、この場を借りての発表になりますが、
今夏、絵本専門の出版社「絵本塾出版」さまより、この電子絵本が本物の紙の絵本として出版される事になりました。
こちらの売り上げも、一部、同財団へ寄付する予定です。
絵本の刊行予定も、追ってご報告させていただきます。
皆様の応援あってこそ、紙媒体での出版が実現しました。重ねてお詫び申し上げます。

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ご支援いただいた制作費用の用途の内訳、および支援してくださったパトロンの方々のプロフィールに関しては、有料版の発売とともに、本プロジェクトのウェブサイトで公開いたします。
今しばらくお待ちくださいませ。