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未来のために過去を知るー3.11までの原発の歴史を伝える「原発絵本プロジェクト」

現在の支援総額

717,265

167%

目標金額は428,000円

支援者数

203

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2012/03/07に募集を開始し、 203人の支援により 717,265円の資金を集め、 2012/04/15に募集を終了しました

未来のために過去を知るー3.11までの原発の歴史を伝える「原発絵本プロジェクト」

現在の支援総額

717,265

167%達成

終了

目標金額428,000

支援者数203

このプロジェクトは、2012/03/07に募集を開始し、 203人の支援により 717,265円の資金を集め、 2012/04/15に募集を終了しました

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みなさまこんにちは。今日からGWですね。プロジェクトの進行状況をお伝えします。現在、ひだかきょうこによる絵本のラフ画制作が進んでおります。(写真は一部です)だんだんと絵本の全体像が見えてきました。絵ができあがると、音楽制作や電子絵本のプログラミングをしてくださる方にイメージをお伝えしやすくなり、制作の進捗がよりいっそう早まりそうです。普段ウェブやSNSでのコミュニケーションに慣れている自分にとって、絵本を制作するスピードというのはとてもゆっくりしたもののように感じられます。(紙媒体で絵本を発行する場合ですと、通常、半年〜数年(!)かけることもあるそうです)読むのはあっという間の絵本ですが、今発行されている絵本というものは、実は、編集者や絵本作家の方が、後世にまで残る作品を生み出すため「ああでもない、こうでもない」と頭をひねり、話し合い、長い時間をかけて作り上げているものだったのだなぁと、自分で作ってみて初めて知りました。完成まで、もう少し時間はかかってしまうのですが、みなさま、今しばらくどうぞお付き合いくださいませ。


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先週末、福島にヒアリングに行って来ました。絵本づくりの取材のためでもあり、寄付先のNPOについて詳しくお話を伺うためでもあったのですが、個人的な「知りたい」という気持ちも大きく、現地の方を紹介していただき、案内していただきました。 ふくしま連携復興センターの、鎌田千瑛美さんという職員の方にお話を伺い、 その後、松川町というところの仮設住宅でボランティアをしている 福島大学のボランティアセンターの男子学生・安達さん、太田さんと一緒に 仮設住宅に行き、そこで働かれている職員の方とお話をしました。 南相馬市出身で、東京で会社勤めをしていたのち、 震災後にETICで「東北の右腕」プロジェクトの立ち上げに尽力されていた鎌田さん。 私と同い年の女性なのですが、彼女は「PEACH HEART」という 福島の女性を支援する団体を立ち上げ、その代表としても活動しています。 女性がマスクをつけやすくするため、おしゃれなマスクを開発したり、 放射能や今後の福島について、話しやすい場を設けたりといった活動をしているそうです。 彼女の詳しいインタビューはブログなどでお伝えする予定ですが、 印象的だったのが、鎌田さんが、 「考え方や行動に“正解がない”ことを認めてあげないと、福島にこれから住み続けることはできないと思う。」 という言葉。 「放射能への対策について、みんなこうしたほうがいい、ああしたほうがいいと言って、 同調圧力のようなものを感じることがあるけれど、 他人の判断を否定して、自分の正しさを確認するようなやり方では、これから福島がどうしてゆくべきか、答えは遠のいてしまうでしょう。 同じように、何か起きた時、行政のせい、他人のせいにすることは、もうできない。 頼らないで自分たちで考えてゆかないと。 私が考える『復興』は、 “福島で、家族が3.11以前と同じように、普通に笑っておでかけできるようになること”。 そのためには、特に若い女性たちが、 地に足をつけて、自分なりに調べたり、自分の頭でしっかり考えて判断して、行動できるようになることが必要で、私はその手助けになる活動をしてゆこうと思います。」(鎌田さん) 同じ思いで活動している人が福島にいるんだ!ということに、 胸を打たれました。 押し付けたり、押し付けられるのはもうたくさん。0か100に安易に飛びつくのではなく、 「自分なりに考える」ということが、エネルギー問題や復興のために必要なことなのだな、と感じます。 絵本を通して、そういうふうに思ってくれるお母さんや子どもたちが増えればいいな、 そのためにも、制作や出版社探しをより一層、がんばろう、 そう思いました。 仮設住宅に伺った時のレポートは、また後日お送りします。 読んでくださってありがとうございます。(代表・小野)


パトロンのみなさまこんにちは。この度は原発絵本プロジェクトをご支援下さり、誠にありがとうございます。プロジェクトの募集期間、あと1週間を切りましたが、こんなにも多くのご支援が集まったことを誠に嬉しく思います。4月からは、絵本の制作もいよいよ本格的に始まり、作画のひだかによる絵の作成を進めております。また、プロジェクト掲載のご縁で、興味を持ってくださる編集者の方からもご連絡をいただき、また、実際に寄付をしてくださった音楽関係者の方から、電子書籍化の際の音楽提供をしたいとのお申し出があり、その楽曲を制作したアーティストの方とも先日お会いしました。あまりにもイメージにぴったりの楽曲を作られる方で、本当に、こうして世の中にこのプロジェクトが出たことでさまざまな方と引きあわせていただき、みなさまに感謝しております。アーティスト名など、タイミングを待って公表してゆきますので楽しみにお待ちください。みなさまへのリターンに関しましても、プロジェクト掲載終了を持ちまして順にご連絡差し上げますので、もうしばらくお待ちください。今後共よろしくお願いいたします。※)写真は先日、中日新聞の取材を受けた時の写真です。小野