12月14日(土)は、「40年超 老朽原発 廃炉! やめよう原発 止めよう再稼働」がテーマのさよなら原発パレードinぎふに参加しました。
11月の「デンジャラスくん 岐阜を走る」に続き、デンジャラスくんも一緒です。
40年廃炉訴訟市民の会の安楽事務局長から裁判のことなどについてお話をさせていただきました。
北村弁護団長から、クラウドファンディングへのご支援・ご協力にお礼を申し上げることもできました。<前回活動報告掲載 北村団長からのごあいさつ>
岐阜のみなさん、ありがとうございます!
安楽事務局長からは、
・原子炉容器の脆さををみる監視試験片の原データを関電が出さない、原子力規制委員会にも出してないことがわかったこと、それについて国は、原データを確認することは法令上求められていない、人的物的にも無理、関電には品質保証体制があるから原データは見なくても大丈夫などと驚くべき開き直りの反論をしてきたこと!
・関電3原発は、鳥取県の大山火山の火山灰想定の過小評価を規制委員会も認めて基準不適合で評価やり直しとなったのに、不適合な原発を動かし続けていること!
・そして、来年4月から原発には新たな検査制度が導入されて、これまで13ヶ月に1回、定期検査をしなければならなかったのが、法定の検査をやめて事業者検査として事業者の責任で検査を行うことになり、関電が大丈夫と判断すれば24ヶ月の連続運転も可能になるという大変なこと!
を訴えました。
岐阜のみなさんからは「デンジャラスくん 岐阜を走る」や「環境フェアせき」での会場アンケート結果のご報告がありました。
岐阜県市民の声ブログに資料も上げてくださっていますので、ぜひご覧ください。
40年廃炉訴訟市民の会のインスタグラムにもご報告を掲載しております。
関電美浜原発でもしも事故が起きたら
こちらは集会でご紹介のありました風船を飛ばした風向き調査結果のマップです。
岐阜の市民が中心となって、2012年3月3日、関電美浜原発近くの水晶浜から1000個の赤い風船を飛ばして、見つけてくださった方のご連絡により、地点と時刻を記録したものです。
午前10時半から風船を飛ばし始め、飛ばし終わって帰ろうとしているところに、垂井町からの第一報が入ったそうです。そして次々と・・・。
岐阜や愛知は若狭湾の原発の風下、それもとても近い!ことがよくわかります。
この度のクラウドファンディングへの挑戦に多くのみなさまから心強いご支援・ご協力をいただきまして深く感謝申し上げます。
これからも老朽原発の廃炉をめざす裁判にご注目、ご支援をいただければと思います。
これからの老朽原発延長認可取り消し訴訟の日程@名古屋地裁
傍聴をよろしくお願いいたします。
また、2月15日(土)には40年廃炉訴訟市民の会総会&記念講演を予定しています。
こちらもご参加よろしくお願いいたします!
2020年1月22日(水)
13:30~高浜1.2号機 第14回口頭弁論
15:30~美浜3号機 第12回口頭弁論
2020年5月7日(木)
13:30~高浜1.2号機 第15回口頭弁論
15:30~美浜3号機 第13回口頭弁論
2020年8月27日(木)
13:30~高浜1.2号機 第16回口頭弁論
15:30〜美浜3号機 第14回口頭弁論
●2020年2月15日(土)
第4回総会&記念講演13:30~16:50 @栄YWCA 2F
「原子力マネーの闇~関電告発と脱原発」講師: 河合弘之 弁護士