大変お待たせしました、本日、『いつだって本と一緒』の見本が出来て参りました!丁寧に梱包し、まずはご家族の皆様、そして寄稿文を下さった皆様のもとへ発送いたしました。ご支援いただきました皆様、誠にありがとうございました。皆様へのリターンは12月21日(月)発送いたします。到着まで、楽しみにお待ちください。
皓星社編集部です。大変お待たせいたしましたが、まもなく『いつだって本と一緒』完成のはこびとなりましたので、ご報告申し上げます。ご支援者のみなさまへは、お葉書も送らせていただきましたが、12月20日前後のお届けの予定で進行しております。書店での発売は、岩橋さんの命日である来年の1月10日予定で、支援者のみなさまには20日ほど早くお届けします。詳細を、弊社サイトにも公開しておりますので、ご参照ください。http://www.libro-koseisha.co.jp/literature_criticism/9784774407340/写真は、本書のカバーと帯を本番と同じ紙で試し刷りし、同程度の厚さの本に巻いてみたものです。
皓星社編集部です。刊行まで、岩橋さんの言葉を、少しずつ紹介していきます。2004年4月3日、連載「コレ知ってる?」がスタートしました。その後2018年まで、273冊を紹介した長期連載の最初に岩橋さんが選んだのは、前年2003年にはじまったイラク戦争を記録した写真集でした。***『ぼくの見た戦争 2003年イラク』 高橋邦典 (2003年 ポプラ社刊) 「戦争」というコトバに、どれだけのリアリティーを感じますか? 今じゃ最先端のハイテクを駆使して、本当にゲームのような、手の汚れない、血を見ることのない、「きれいな戦争」ができるようになった、なんて言われてるけど、そんなマヤカシは、この本の前では無力。 この写真集が語るのは、結局、戦争って、自分自身が兵器となって人を殺し、他人の幸福や生活を奪い、自らも傷つくことなんだっていう事実。 どこにでもいるハタチの若者が「だれのために?」とギモンを持ったまんま「仕事」として駆り出され、キツイ、ツライ、コワイを乗り越えた先の、何の保証もない「次の瞬間」に向かって、ひたすら前進させられるのが戦争の正体だ、ということ。…(以下略)***このほかにも、連載全体を通して、戦争を扱う多くの本が紹介されています。 『絵で読む 広島の原爆』文・那須正幹 絵・西村繁男 2004年8月7日 1995 『夕凪の街 桜の国』こうの史代 『せかいで いちばん つよい国』D・マッキー作 なかがわちひろ訳 『最後の言葉 戦場に遺された二十四万字の届かなかった手紙』重松清、渡辺考 『失敗の本質―日本軍の組織論的研究』戸部良一ほか 『決定版日本のいちばん長い日』半藤一利 『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』加藤陽子 『ケストナーナチスに抵抗し続けた作家』K・コードン作那須田淳・木本栄訳 『砂の剣』比嘉慂 『地図で読む戦争の時代 描かれた日本、描かれなかった日本』今尾恵介 『地雷を踏んだらサヨウナラ』一ノ瀬泰造 『戦争を取材する―子どもたちは何を体験したのか』山本美香 『空白の戦記』吉村昭 『平和をわれらに!漫画が語る戦争』水木しげる、手塚治虫、藤子・F・不二雄、石ノ森章太郎 『街場の戦争論』内田樹 等また、これらの本以外にも、著者の戦争体験が作品に影響をあた得ている場合には、その都度記事の中で紹介されています。株式会社皓星社 編集部
株式会社皓星社です。ご支援くださった皆さま、お届けが遅れご心配をおかけしております。現在、最終校正に入ってます。生前、岩橋さんとご交流のあったみなさまからの寄稿を含め、約400ページの、大著になりました。校正と同時に、「盛岡タイムス」紙上の連載で岩橋さんが紹介されていた絵本の一覧を作成中です。これから発売まで少しずつ、本の内容紹介もしていきたいと思います。株式会社 皓星社 晴山生菜
この度は、当プロジェクトに多大なご協力とご厚意を賜り、誠にありがとうございました。おかげさまを持ちまして、当初の目標金額を大きく超えるご支援をいただきました。製作の進捗状況など、このページでもご報告させていただきます。本のお届けまでいましばらくお時間頂戴しますが、楽しみにお待ちいただければ幸いです。新型コロナウイルスの流行により、不安に晒され、自由が制限されるこんな時にこそ、岩橋さんが紹介された本の数々は、私たちを励ましてくれるに違いありません。この場をかりまして、まずは皆さまに、深く御礼を申し上げます。2020年3月17日 プロジェクト事務局