2019/12/22 14:41

みなさん、はじめまして!

『unscene magazine』のプロジェクトに携わっています、窪田彩香ともうします。

1991年生まれの28歳。高校卒業後は携帯電話販売員として約6年OLを経験し、憧れていたライター、エディター、デザインの仕事は25歳から始めました。現在は主に取材、記事作成、デザイン制作などを担当。また地元の地域起こしチームきたみらいかいぎ(http://kitamiraikaigi.com/)に所属しています。

それでは前回の半田さんに続き、私も自己紹介をさせていただこうかな~と思います。

私は生まれも育ちも宮崎県。生まれ育った街を1度も離れたことがありません。

『なぜ地元を離れなかったのか?』と、今回の『unscene magazine』で友人の茜さんとの対談で改めて考えました。その時、思い浮かんだのは私の人生に関わってくれた友人や家族、仕事仲間たちの顔でした。

『地方』に生まれ育った私が常に憧れている『都会』という存在。

「いつかは地元を離れて…」と、考えたことは数知れず。それでも私はここ(地元)を離れられなかった?のです…と、これまでの自分のことなどを紙面でも語らせていただいてます。(自分のことを改めて話すのは、こっぱずかしいですが手にとって欲しいです)


さて今回創刊する雑誌について北原編集長は、

【宮崎にもいろんなシーンがあるはずなのにそれがカルチャーとして根付かないのは大衆にお金がなくて、生きていくことだけで精一杯だからなのか?それとも彼らがただ単にフカンショウなだけなのか、それとも情報の窓が少なくて気づけていないだけなのか。それを知らずに死ぬのってなんだか不幸なことだと思うんです。僕は今までいろんな人といろんな場所で時間を共有して、知ることができて、ワクワクするような妄想ができた。そのワクワクだったりをいろんな人に知ってもらいたいし、もっといろんな人にいろんな妄想をしてもらいたい。だけど、ここには情報の選択肢がすくない。そこで思いついたのがこの雑誌「UNSCENEMAGAZINE」です。】

と、記しています。

学生時代、学校が終わるとちょっとスカートを曲げて短くしたりして、自転車を全力で漕ぎ通った若草通。文具屋さんで友達とお揃いで買ったペンケース。とにかく恋バナがしたくて何時間も居座ったファストフード店。少し薄暗い店内でお気に入りの本を探していた本屋さん。…たった10年ほどでそのお店たちは姿を消し、今では駐車場やカラオケ店になっていて。街は時代とともに変化しています。

私は昔の街も好きだし、今の街も好きです。

昔は誰かと行くから好きだった場所でしたが、今は誰かに会いに行ける好きな場所へと変わっています。

例えば

「くぼちゃん、いつものでいいよね?」と大好きなメープルラテが飲めるコーヒー屋さん。

「こんにちは~!お疲れさまです」と爽やかに挨拶してくれる配達員のお兄さん。

「行ってらっしゃい~」とお店を出る時に声をかけてくれるご飯屋さん。

そういう場所が増えていることが、これからのカルチャーやシーンが生まれるきっかけになるのでは?と、街の変化を私なりに感じています。

何者でもない私たちができることは、そんなに多くはないかもしれない。でも伝えたい。

そんな思いや経験を生かして『unscene magazine』を才能溢れる仲間たちと作りたいのです。


って、おっと私も長くなっちゃいました(笑)この辺で失礼します!

それでは、次回のレポート更新もお楽しみに~です。